約1年7カ月ぶりのKrush参戦となる西京(左)はBigbang王者の増井を迎え撃つ(C)K-1
2022年4月30日(土)東京・後楽園ホール『Krush.136』にてライト級3分3R延長1Rで対戦する、西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と増井侑輝(真樹ジムAICHI)のインタビューが主催者を通じて届いた。
西京はK-1甲子園2016 -60kgで優勝し、2017年4月にプロデビュー。4戦目でレオナ・ペタスに判定で敗れたが、2019年3月にわずか7戦目にして島野浩太朗を破り、18歳で第8代Krushスーパー・フェザー級王座に就いた。しかし、同年9月の初防衛戦で再びレオナに敗れて王座を失い、2020年9月の再起戦でも横山朋哉に敗れて連敗。ライト級に階級を上げると2021年3月のK-1で篠原悠人から判定2-1で勝利をもぎ取り、7月には竜樹を破って連勝したが、12月にはゴンナパーに判定2-0で惜敗。戦績は8勝(2KO)4敗。
増井はこれまでにJ-NETWORKでタイトルに挑戦した実績があるほか、ホームのMA日本キックボクシング連盟を始めとして常に複数団体の上位ランカーとして活躍し、勝っても負けてもKO決着の多い激闘ファイターとして知られる。昨年11月のスーパービッグバンではKrushのトップファイターである東本央貴を判定3-0で破り、その勢いのまま今年1月、Krush参戦経験のある昇也を破りBigbangスーパーライト級王者となった。
西京佑馬「再起戦で普通に勝っても、なんのアピールにもならない」
「Krushに参戦するのも、1年半ぶりぐらいで、すごく楽しみにしてます。去年12月のK-1大阪大会でゴンナパー・ウィラサクレック選手に敗れて以来の再起戦なんですけど、ここはしっかりレベルの差を見せて勝たないと意味がないと思うので、しっかり勝ちたいと思います」
――ゴンナパー戦でどんなことを学びましたか?
「元K-1王者のゴンナパー選手と判定までいって、負けてしまったんですけど、そういう点では自信につながりました」
――対戦相手の増井選手にはどんな印象を持っていますか?
「Bigbangの試合を1~2試合を見ました。ムエタイスタイルの選手だなという印象があるんですけど、前回やったゴンナパー選手も蹴りの強い選手で、ムエタイスタイルのサウスポーだったので、全然問題なくクリアできるかなと思います」
――増井選手はBigbangスーパー・ライト級(63.5kg)王者ですが、その選手を迎え撃つ心境はいかがでしょうか?
「僕もKrushのスーパー・フェザー級王者だったので、Krush王者がBigbang王者に負けたらカッコ悪いじゃないですか。そういう(外敵を迎え撃つ)気持ちも多少はありますし、元Krush王者として、他団体王者に負けられないという気持ちがあります」
――今回の再起戦で見せたいところはどこでしょう?
「普通にやれば普通に勝てるんですけど、判定で勝ってもなんのアピールにもならないと思います。再起戦で勢いもつけたいので、倒して勝ちたいです」
――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。
「ここはしっかり勝って、またK-1ライト級に向けてしっかりアピールするので、ご注目よろしくお願いします」