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【Bellator】パトリシオ・ピットブルが再戦で王座奪還 “兄弟世界王者”に! AJ・マッキーは連勝「18」でストップ、ライトヘビー級王座戦&WGP決勝ネムコフvs.アンダーソンはまさかの「ノーコンテスト」、超新星ピコが6連勝!

2022/04/16 11:04

▼第12試合 150ポンド(68kg)契約 5分3R
○アーロン・ピコ(米国)149.4ポンド
[3R 0分55秒 TKO] ※右ストレート、左ボディ→パウンド

×アドリ・エドワーズ(米国)149.6ポンド

 フェザー級4位のピコ。当初はジェレミー・ケネディと対戦予定だったが、直前でケネディが欠場。Bellator初参戦でMMA9勝1敗のエドワーズと対戦に。

 1R、オーソから左を振ってシングルレッグでテイクダウンはピコ。フルガードにするエドワーズの首を手前に引き付けるレスラーの極めに、首を抜き、下から足を手繰るエドワーズに足を抜いて離れる。

 右ストレートを当てると、亀になるエドワーズは立ち上がる。

 すぐに詰めて右アッパー、すぐにシングルレッグと打撃とテイクダウンが連動しているピコ。ハーフからニーシールドのガードのエドワーズの立ち上がりに、右フック、左ボディを突く。

 さらにシングルレッグテイクダウン。みたび亀から立ち上がるエドワーズに左ボディ。さらにニータップでテイクダウンを奪う。

 2R、エドワーズのパンチに左ハイを合わせてこかせたピコ。すぐに立ち上がるエドワーズに右バックフィスト。さらに左ボディを効かせてシングルレッグテイクダウン。

 インバッテッドガードから亀になるエドワーズにがぶるピコ。立ち上がるエドワーズに左ボディ。ワンツー、左ボディ、アッパーと畳みかける。

 右から左ボディ、左アッパーとラッシュ。ガードを固めたエドワーズにダブルレッグテイクダウン! インサイドガードからヒジ! スクランブルするエドワーズに右足をかけるピコ。

 エドワーズが立ちあがると右縦ヒジ! さらに左フック、右ストレートで金網に釘づけ。ダブルレッグテイクダウン。左の強いパウンドでゴング。

 3R、右の前蹴り、ハイキックは空振りのエドワーズ。ならばと左ローも、すぐにピコは右カーフキックを蹴り返す。左ジャブから右ストレートを効かせたピコ!

 さらに左ボディでエドワーズを蹲らせると、右のパウンドで畳みかけ、レフェリーを呼び込んだ。

 Bellator純粋培養で、デビュー戦こそ黒星も、その後4連勝。ヘンリー・コラレスとアダムボリッチの強豪に2連敗後、今回で6連勝をマークしたピコは「グレッグ・ジャクソンコーチのもとで練習してきた。短期間で試合を受けたエドワーズに感謝したい。Bellator、面倒を見てやってくれ」と語った。

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