数々のタイトルを獲得してきた岩浪(左)がINNOVATION史上初の3階級制覇を狙って和斗と対戦
2019年7月15日(月・祝)東京・新宿FACEで開催されるJAPAN KICKBOXING INNOVATION主催『Join Forces-14』の主要対戦カードが発表された。
INNOVATIONスーパーバンタム級(55.34kg)王座決定戦として、同級1位・岩浪悠弥(橋本道場)vs同級2位・和斗(井上道場)が決定。
今年5月の『Join Forces-13』で行われたINNOVATIONスーパーバンタム級次期挑戦者決定トーナメント準決勝戦で、岩浪は市村大斗を、和斗はギャラクシー黒川を下して決勝進出となったが、同門の岩浪が勝ち上がったことを受けて、INNOVATIONスーパーバンタム級王者・安本晴翔が同タイトル返上。王座決定戦へとスライドされることとなった。
岩浪はINNOVATIONバンタム級王座、同フライ級王座、WBCムエタイ日本フライ級王座を獲得。ヒットアンドアウェイを得意とし、高い防御力を誇る。前戦ではロングリーチから繰り出す右ストレートのカウンターで鮮やかにダウンを奪取した。このベルトを巻けば、INNOVATION史上初となる三階級制覇となる。
和斗はK-1ファイターだった井上由久会長が少年期から丹念に育て上げた四国の秘蔵っ子で、9戦7勝と高い勝率を誇る17歳。昨年12月16日、同王座決定戦で安本に敗れており、再度のタイトル獲得を目指す。
INNOVATIONフェザー級次期挑戦者決定戦として、宮元啓介(橋本道場)vs同級3位・直也(Versus)も決定。
宮元はこれまでWPMF世界スーパーバンタム級王座、WBCムエタイインターナショナル同級王座、WBCムエタイ日本同級王座、INNOVATION同級王座、MA日本同級王座と数々のタイトルを獲得。空手を基礎とした華麗な足技を武器とする。
対するは同級3位の直也。昨年8月12日には、RIZIN名古屋興行に出場するなど鳥取県米子市からトップを狙う精鋭。INNOVATION王者のベルトはもちろん、ビッグネームの宮元からの金星を狙う。
INNOVATIONスーパーフェザー級挑戦者決定トーナメント決勝戦では、同級1位・櫻井健(Hardworker)と同級4位マサル(MONKEY☆MAGIC)が対戦。
このトーナメントは、前回興行(今年5月19日)で櫻井健vs翔貴、マサルvs児島真人の組み合わせで準決勝戦が行われる予定だったが、翔貴と児島の怪我などによる戦線離脱により櫻井とマサルが不戦勝にて決勝で戦うことになった。
櫻井はINNOVATION中量級戦線でトップランカーに長らく君臨。ライト級では現王者の翔・センチャイジムに昨年と今年連続挑戦し健闘している。
マサルはキャリア25年に及ぶ大ベテラン。新日本キックボクシング協会時代は、小野寺力や石井宏樹といった名王者に挑み、小野寺とはバックハンドブローでダウンを奪い引き分けたこともある。
JAPAN KICKBOXING INNOVATION
「Join Forces-14」
2019年7月15日(月・祝)東京・新宿FACE
開場16:30 開始予定16:45
<決定対戦カード>
▼INNOVATIONスーパーバンタム級(55.34kg)王座決定戦 3分5R・延長1R
岩浪悠弥(橋本道場/INNOVATIONスーパーバンタム級1位、同バンタム級王者、元同フライ級王者、元WBCムエタイ日本フライ級王者)
和斗(井上道場/INNOVATIONスーパーバンタム級2位)
▼INNOVATIONフェザー級次期挑戦者決定戦 3分5R・延長1R
宮元啓介(橋本道場/WPMF世界スーパーバンタム級王者、元WBCムエタイインターナショナルスーパーバンタム級王者、元WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王者、元INNOVATIONスーパーバンタム級王者、元MA日本スーパーバンタム級王者)
直也(Versus/INNOVATIONフェザー級3位)
▼INNOVATIONスーパーフェザー級挑戦者決定トーナメント決勝戦 3分5R・延長1R
櫻井 健(Hardworker/INNOVATIONスーパーフェザー級1位)
マサル(MONKEY☆MAGIC/INNOVATIONスーパーフェザー級4位)
<チケット料金>
RS席12,000円 S席8,000円 A席6,000円 自由席5,000円
※当日券は各席500円増し。
<チケット販売所>
チケットぴあ、参加各ジム、各選手
<チケット発売日>
2019年6月10日(月)
<お問い合わせ>
INNOVATION興行本部=TEL:043-247-0112