2019年3月10日(日)、さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~K'FESTA.2~」の追加カードが1月8日、都内ホテルにて下記の通り発表された。
また、2019年6月30日(日)に両国国技館にて「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN」開催が決定。チケットは1月19日(土)AM10時より「K-1.SHOP」にて先行発売される。https://k-1.shop/ (※続報あり)
【追加発表カード】
▼日本vs世界 7対7 K-1フェザー級 3分3R・延長1R
芦澤竜誠(日本/K-1ジム総本部チームペガサス)
ホルヘ・バレラ(スペイン)※ジョージ・バレラ
◆芦澤竜誠「あのパンチは当たらない」
「(バレラは)一歩間違えれば村越(優汰)選手にも勝っていたと思っているし、一歩間違えれば優勝していたかもしれない。でも、普通にイージーな相手だと思っている。俺はやりやすい。1Rで倒してやろうかなって。別にやらなくてもいいんですが、やらないといけない相手がいるのでやる。調子に乗ってんなよって感じです。
あのパンチは当たらない。フック系で振り回してくる。普通に俺のストレートが直で当たって倒せると思います。俺らしい試合ができればいい。
(バレラのコメントを受け)ハロウィンか? 別に俺が何をしようが俺の勝手。お前に何の関係があるんだよ。目を覚まさせてやる? 俺の目を覚まさせてくれる人がいないので、目覚めさせてくれたら嬉しいな。でもバレラにそんな実力はないから。俺が勝ってまた調子に乗りますよ。
(11月大会で卜部弘嵩からダウンを奪うも逆転KO負けした課題は?)前の試合はあんな感じになっちゃったけれど、俺は勝ち負けじゃなく、俺は男として強くなりたい。俺らしい試合が出来ればいいと思っているんですよ。反省はたくさんあるけれど、俺らしい試合が出来たと思っている。
試合が終わってからは練習していなくて、今から練習します。俺に足りなかったのは体力だけ。だから体力だけ付けますよ。
年末年始はいろいろあって考え直す時間だった。いつもはパーティーをするんだけれど今年の年末は家で3日くらいずっと考え事をしていて、やっと俺が何になりたいか分かった。だから今年の俺はヤバい。俺はK-1のベルトを獲りたいのかと考えていて、そうじゃない、と。俺は男として強くなりたいんだと分かった。K-1だけではなく、どの舞台でも戦いたいと思っている。その前にK-1のベルトを獲ってからじゃないと言えないでしょう。俺はK-1をぶっ壊したい。そのためにみんなぶっ倒すだけ。
(芦澤の「K-1をぶっ壊したい」発言について中村拓己K-1プロデューサー「芦澤選手がぶっ壊したあとのK-1もK-1に変わりはないので楽しみ。フェザー級には強い選手がいっぱいいるので、その中で芦澤選手がらみの見たいカードがあります。それを組んでいくためには、バレラに負けているようではすぐには道は開けないと思うので楽しみです」)こんな相手に負けていたら引退ですよ!」
◆ホルヘ・バレラ「お前の頭の中は一年中ハロウィンか?」
「芦澤はK-1で自分のポジションを確立している。俺もK-1で次のステップに進むために芦澤と戦いたいと思った。芦澤は自分の実力をわきまえてないし、自分のことを王様か何かと勘違いしている。いつも派手な格好をしていて、お前の頭の中は一年中ハロウィンか? 俺が試合でお前をKOして、その勘違いから目を覚まさせてやる。俺は芦澤に9分も時間を与えるつもりはない。必ずマットに沈めてやる」
▼日本vs世界 7対7 K-1女子-51kg契約 3分3R・延長1R
KANA(日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
ヨセフィン・ノットソン(スウェーデン)
◆KANA「勝利に偶然は無い」
「今回、ダイレクトリマッチになりました。(ダウンは)アクシデントとは言っても、勝利に偶然は無い。これは自分にとってのひとつの試練だと思っています。勝者として圧倒的に勝つのがマナー。強い選手ですが、これくらいのレベルの選手は圧倒して勝たないと、自分が目標としているK-1女子のベルトすら作れないと思うので、しっかりKOして今度は圧倒的に勝とうと思っています。
これまで戦った外国人選手の中でも攻撃力やスピードがすば抜けていて、手数や攻撃の的確性も高く、対策しいないと勝てない相手なのでしっかり対策して圧倒的に勝ちにいこうと思います。
年末は海外に行っていて、海外の女子選手とスパーリング中心の練習をしました。男子とスパーするのと女子とスパーするのとでは感覚が違うのと、海外選手と手を合わせることによって、スパーで実際の練習に近い感覚でできるので(2018年7月の英国合宿に続いて)今回も行きました。そして今日から練習を再開しました。3月へ向けて対策をしっかり練っています。
前回は自分でも相手のペースでもなく終わったので、次は自分のリズムを作ること。自分が全てのラウンドをコントロールしたいです。前回以上の勝ち方をしないと私の価値が落ちてしまうので。
(ノットソン陣営が「前戦では(KANAの)ヒジがコスチュームに引っかかって、それを直すために背中を向けたらダウンと判断された」とコメントしていることについて)そんなことを言われても……。試合中に背中を向けたらダウンを取られるだろうって思いますね。なので次はコスチュームがズレないように、しっかり締めてきてほしいです」
◆ヨセフィン・ノットソン「ずっとKANAと再戦を希望していた」
「K'FESTAというK-1のビッグイベントで女子の試合を組んでもらえたことを光栄に思う。前回KANAと対戦した時はアクシデントでダウンを取られて判定で負けてしまった。ずっとKANAと再戦を希望していたので、今回のオファーをもらって本当にうれしかった。一度KANAと対戦して、何をやって来るのか分かった。彼女の思い通りにはさせないし、私が全ラウンドで主導権を握る。今回は完全決着でKANAに勝つ」
▼日本vs世界 7対7 -68kg契約 3分3R・延長1R
和島大海(日本/月心会チーム侍)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス)
◆和島大海「(-68kg契約で)いい動きができると思う」
「K'FESTA.2で木村選手と戦えてとても光栄に思います。(-68kg契約について)普段は70kgくらいで、減量したくなくて70kgでやっているだけなので、むしろウェルター級ぐらいが適正体重です。甘いものを控えれば(笑)。いい動きができると思います。
(木村について)相手はスーパースターで人気ある、注目度も高いし勝ったら美味しい。木村選手はパンチが速くて重い。僕は階級を下げてきますが、それでも一発もらったらヤバいので気を付けます。向かい合ったらオーラがあって、目も合わせられないくらいでしたが、僕も負けるつもりはない。
(同階級の試合について)ピケオーと一度やっている(2018年9月30日、ピケオーをヒザ蹴りとローキックで攻め込んだ)ので一番気にしています。まあでも、基本、他人のことには興味ないタイプなので」
◆木村“フィリップ”ミノル「まだ俺の相手じゃない」
「今年は凄い自信に満ち溢れていて、これまでかなえられなかった夢や目標を達成していく年になると思っていてワクワクしています。第一発目、この相手になって何とも思わないけど、間違いなくいい試合して勝つだけです。
(世界チームになったことについて)何枠だろうが、俺が出ればK-1が確実に面白くなるのは一緒。宇宙人枠です(笑)。甘いスィートな試合をしたいと思います。
(和島の)試合も見ています。エキサイティングな選手で背が高くて引き出しが多い。でもまだ俺の相手じゃないですね。ゆっくりタイミングを見て倒します。
(同階級の試合について)同じ階級でいい選手が増えてきていい。ただ、俺が同階級で誰よりもぶち上げられる自信があります」
▼スーパーファイト K-1スーパー・バンタム級 3分3R・延長1R
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)
◆金子晃大「僕的には強い選手とは思えない」
「K-1初参戦ですけど、やることはKrushでもK-1でも変わらない。どんな相手と試合が組まれてもKOで倒したいです。
(玖村修平について)試合が決まってから相手の映像を見ましたけど、僕的には強い選手とは思えないですね。
やるからにはベルトを取りたいので、ここでしっかり勝って、この前の防衛戦も(体重が)キツかったので、スーパー・バンタム級でちょうどいいと思います。
(王者の武居由樹が)-55kgで一番強くて評判もいいので、それを倒したらわかりやすい。55kgのベルトを取りたいんで、武居由樹選手にもしっかり勝てるよう練習したいです」
◆玖村修平「穴が無いわけじゃない」
「金子選手の7戦無敗の記録に僕が初黒星つけます。53kgの王者が金子選手でしたけど、体が大きいからすぐに階級を上げると思って意識していました。
スピードとテクニック、すべて揃った選手ですけど、穴が無いわけじゃない。しっかりそこを突いて倒したいです。
金子選手も僕も武居選手も同い歳(22歳)で、この世代で盛り上げて、この試合が武居選手への挑戦者決定戦になればいいなと。(武居は)テクニックもすべて持っているけど、大阪で少し穴が見えました。でもまずは、金子選手を倒して。まだ自分がこの階級で強さを見せられていないので、慣れてきたらまあ見てろよ、という気持ちです」
▼スーパーファイト K-1ライト級 3分3R・延長1R
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB)
篠原悠人(DURGA)
◆大沢文也「勝てば自ずと道は開けてくる。6月両国大会も目指す」
「篠原君とは試合をすごくしたくて(12月大阪大会での)トーナメントの時も決勝でやれたらと思っていました。林健太選手に互いにKO負けした者同士、互いに楽しみな試合になると思います。
(トーナメントについて)トーナメントの(2回戦での)跳びヒザは狙っていました。決勝は……1Rしか覚えていないくて。
(トーナメントの反響は?)僕はもともとモテるんですけど、トーナメントが終わって、もっとモテるようになりました。
(2019年の目標は)あるんですけど、いまは一番最初に篠原選手に勝つことしか考えていないです。勝てば自ずと道は開けてくるだろうし、6月に両国大会があると聞いてテンションが上がっているんで、両国を目指します」
◆篠原悠人「勝てばK-1ライト級のベルトに繋がる」
「トーナメントの一回戦のゴンナパー戦のことしか考えていなくて、作戦通りに行って1R KOできたんですけど、2回戦の林選手との試合ではKOを狙いすぎて隙ができました。メンタルと試合経験の無さを感じたので、それらを改善してこれからの試合に挑みたいです。トーナメントで負けて、ライト級一本でいくと決めました。
大沢選手は控え室が一緒で、いい人で、(試合を)やることを考えてなくて。大沢選手は上手くて、パンチテクニックがある選手で楽しみです。この試合で勝てばK-1ライト級のベルトに繋がると思いますし、6月にまたK-1があるので、しっかり勝ってそこにも出たいです」
▼スーパーファイト K-1スーパー・フェザー級 3分3R・延長1R
小宮山工介(K-1ジム北斗会館)
郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス)
◆小宮山工介「(5年前から)お互い成長した、その経過が見られると思う」
「昨年3月のトーナメントは決勝まで進むことができましたが、1日3試合で過酷でした。怪我もあってしばらく休んで、北斗会館で指導とかもあり、格闘技を客観視して見て、盛り上がりも感じられました。自分も盛り上がる試合をします。
前回郷州選手と戦った時(※2014年1月25日、RISEスーパーフェザー級タイトルマッチで王者小宮山工介が判定勝利。郷州はプロデビューから11戦目にして初黒星)から時も経ち、お互い成長した、その経過が見られると思うと楽しみです。
同じ歳(32歳)ですし、郷州選手と平成最後のK-1で、互いにベストの状態で試合ができるようにと思っています。休んでいる期間、色んな方とお会いして、アドバイスをもらい成長している実感があります。
(次の試合では手と足から何を出す?)手と足から……パンチと蹴りを出します(笑)。まったく何も考えてなくて(苦笑)」
◆郷州征宜「どう戦うかを考えてきました」
「大阪大会を見ていて、燃え上がるような、感情が高まる気持ちになりました。2018年3月のK'FESTAで小宮山選手と対戦予定でしたが、スーパー・フェザー級王座決定トーナメントに変わったので、小宮山選手との試合が無くなりました。プロになって初めて負けた相手が小宮山選手です。あれから5年、今度はしっかり勝てるよう研究して練習したいです。
(小宮山工介は)2018年3月のスーパー・フェザー級トーナメント1回戦でスアレック・ルークカムイ選手にハイキックでKO勝ちし、私はスアレック選手にも負けてる(※2018年9月に判定負け)。蹴りを得意としていて、逆に自分がハイキックで倒せたらと。無理だと思うけど(笑)。
小宮山選手は私がデビュー時から王者で、乗り越えなければいけない壁です。簡単には乗り越えさせてはくれないだろうけど、挑戦したい。以前、戦う予定でしたし、どう戦うかを考えてきました。その対策を3月10日にしっかり見せられたらと思います。
前評判を覆し、私と同じ境遇の(耳の聞こえない)子供たちにも、そういうことができると証明したいです」
【既報カード】
▼K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ 3分3R・延長1R
村越優汰(王者/湘南格闘クラブ)
卜部弘嵩(挑戦者/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
▼K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ 3分3R・延長1R
卜部功也(王者/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
林 健太(挑戦者/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSG)
▼K-1 WORLD GPウェルター級タイトルマッチ 3分3R・延長1R
久保優太(王者/K-1ジム五反田チームキングス)
城戸康裕(挑戦者/谷山ジム)
▼K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ジナ・カリミアン(王者/イラン/ウィラサクレック・フェアテックス・イラン)
加藤久輝(挑戦者/ALIVE)
▼日本vs世界 7対7 -59kg契約 3分3R・延長1R
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者)
ヨーキッサダー・ユッタチョンブリー(タイ/ユッタチョンブリージム/ラジャダムナン認定フェザー級王者、ルンピニー同級1位)
▼日本vs世界 7対7 スーパー・バンタム級 3分3R・延長1R
武居由樹(POWER OF DREAM/K-1 WORLD GP王者)
アレックス・リーバス(スペイン/チーム・ジーザス・カベーロ)
▼日本vs世界 7対7 ウェルター級 3分3R・延長1R
野杁正明(K-1 GYM EBISU FREE HAWK)
ジョーダン・ピケオー(オランダ/マイクスジム/Krushスーパー・ウェルター級王者)