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【RIZIN】弥益ドミネーター聡志、萩原京平のマスク着用は「もったいない」そして「もう自分がドミネートしている」その理由

2022/03/19 18:03
 2022年3月20日(日)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)『RIZIN.34」の前日公開計量が、19日(土)大阪府内にて15:15より行われた。  メインイベントの第16試合フェザー級(66.0kg)5分3Rで対戦する、萩原京平(SMOKER GYM)は65.80kg、弥益ドミネーター聡志(team SOS)は65.70kgで計量をパス。  計量後、弥益を直撃すると「いつも通りな感じで。でも公開計量が初めてだったので、ああ、こんなもんなのかって感じですね。今まではコロナ対策で配信だけで、コメントもフェイスオフもなかったんですよ」と、RIZIN3度目の出場にして初の公開計量が新鮮だったという。  世間は今日から3連休。普段は会社員の弥益も本来なら休めたところだが「連休が完全に潰れました。なんだったら金曜日も有休をとりましたし、まいっちゃいますね」とぼやく。  計量では萩原が、弥益が入場時に着用する白いマスク(ダイソーで販売)を着用しての登場。最後までマスクを外さなかったが、弥益はそれを見て「もったいないなと思いましたね」との感想。  どういうことかと聞くと「顔を出さないと。あのタイミングであれはもったいないと思いましたね。ちゃんと顔を出して向き合った方が良かったんじゃないかなって思います。絵面的にもそっちの方が面白かったと思いますし、ちょっともったいないことしているなって思いました。スベったまでは言わないですけれど、俺だったらやらないなって感想です」と、ダメ出しした。  フェイスオフでは、記者会見と同じように一気に距離を詰めてファイティングポーズをとった萩原に、前回は「まあまあ」と両手を出して顔を背けていた弥益が自ら顔を寄せてのにらみ合いを展開。萩原もこれに応えて両者額を押し付けての激しいにらみ合いを展開した。  どういう心境だったのかを弥益に聞くと「あれは前回の伏線を回収しただけです。計算通りですね(笑)」と、前回の記者会見からの続きだったという。  萩原の挑発にムカっときたわけではないのかと問うと「全然。あれやるだろうなと思っていたので。だから全部思い通りにいっちゃったので、どうしようかなと思って」と、全て予想通りに事が運んだとニヤリ。  萩原が「明日は圧倒的に試合をドミネートします」と、逆ドミネート宣言したことについては「覚えたての単語を使いたい子ですね。最近覚えたんだと思います、多分(笑)」と一笑に付す。  では、自分がドミネートする自信はどれくらいあるかとの質問には「もうドミネートしているんじゃないですか、今。もうここまで全部しています」と、すでに自分が全てドミネート(=支配する、優位に立つ)していると言い放った。  そして、記者会見では萩原が榊原信行RIZIN CEOに「今回ぜひこのカードをメインカードでお願いします」とアピールしたところ、弥益は「榊原社長、このカードがメインで大丈夫ですか?」と心配していた。  結果、萩原のアピールが通じてメインになったわけだが、弥益は「大丈夫かなってまだ思っていますよ、自分は。いいの? と思いながら。今日も目の前でそうそうたるメンバーが自分の前に計量をパスしていって。『俺はただ拍手をすることしか出来ない』と思いながら拍手だけしていましたね」と、申し訳ない気持ちがあったとする。  しかし、「最後のメインイベントの計量の時は、会場全体が明らかに我々を見ていたと思うので、今のところはそれに耐えうる役者としていられていると思う。だから明日、リング上でもメインたる姿を見せられたらと思います」と“与えられた仕事を全うし、成果を出す”という会社員魂でメインイベントに臨むと語った。
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