額と額を突き合わせたYA-MANと伊藤
2022年4月2日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催されるRISE年間最大のビッグマッチ『Cygames presents RISE ELDORADO 2022 ~Tenshin Nasukawa Finalmatch~』の追加対戦カードが、3月15日(火)都内で行われた記者会見で発表された。
昨年RISEで活躍し、年末のRIZINで皇治を破って大ブレイクを果たしたYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が、伊藤澄哉(戦ジム)とオープンフィンガーグローブ着用64kg契約3分3Rで対戦する。
会見に登場した2人はフェイスオフになると何やら言葉を交わし、伊藤がYA-MANの額に頭を押し付けて不穏な空気に。
YA-MANは「まず俺の試合を期待してくれていたファンに謝らないといけない。ファンイベントとかと大物と交渉していると話していたんですが、ことごとくフラれてしまいました。モテなくてしゃーないYA-MANです」と、希望していた大物との対戦が消滅したことを告げる。
続いて「どうせ4月やるなら、いろいろな選手がいたと思うんですけれど本当に強い相手、アウトローで強い相手とやりたいと思っていて。FIGHT CLUBでみんな俺の名前を出してしてくれたけれど、ケルベロスとかは偽者感があるじゃないですか。本物のアウトローとやりたい。RISEで本物アウトローって言ったら伊藤選手しかいないと思って俺から指名したんですけれど、山口侑馬戦から誰とやりたいって聞かれて、中村寛選手と伊藤澄哉選手の名前を出させてもらっていました。当初からアウトローで東京で有名なヤツなので、やってみたいと前から思っていて喧嘩を売った次第です」と伊藤を自ら指名したという。
伊藤は地下格闘技キックの大会『益荒男』や『飛車角』で活躍、17戦無敗の戦績を引っ提げて2019年11月にRISEでプロデビュー。3戦3勝2KOの快進撃を続けていたが、2021年9月の4戦目で実方拓海に初黒星を喫した。
「この試合に関してはオファーが急だったこともあって、でも即決しました。YA-MAN選手は勢いにのっている選手で、いつだったか前に次は伊藤選手とやってみたいみたいなことを口から聞いた時から意識はしていました。俺はそんなもんじゃないぞって。これが俺の本当の土俵、自分の力を発揮できる場だと思うので。最近伸びきった鼻をへし折ってやりたいなと思っています」と、伊藤は言い放った。