シュートボクシング協会/グラップリングシュートボクサーズ「SHOOTBOXING 2022 YOUNG CAESER CUP CENTRAL #29 “MAXFC DEAD or ALIVE 03”」2022年3月6日(日)愛知・ホテルプラザ勝川
▼メインイベント(第7試合) エキスパートクラス特別ルール -68.0kg契約 3分3R延長無制限R〇イモト・ボルケーノ(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本スーパーライト級王者)判定3-0 ※30‐29×2、30-28×森本一陽(NEXT LEVEL渋谷/第2代Bigbangスーパーウェルター級王者、J-NETWORKスーパーウェルター級王者)
昨年12月のSB日本スーパーライト級王座決定戦で村田聖明との5Rに亘る大接戦を制してチャンピオンに輝いたイモトが王者初戦を迎える。対する森本はBigbangとJ-NETWORKの二団体でスーパーウェルター級タイトルを獲得し、今回が2年ぶりの復帰戦。
1Rから渾身の右ミドル、大振りの全力フックといったトリッキー殺法の森本に、イモトは攻めづらい様子を見せながらも何度か首投げをトライ。終了間際にはスタンディングチョークを狙う。2Rには首投げでシュートポイントを奪ったイモトに対し、森本は手数を出して反撃に出る。3R、後がない森本は強引な反り投げを見せるがノーシュート。森本は右ハイを見せ打ち合いにも持ち込むが、イモトもパンチで応戦し一歩も退かない。最後までペースを許さず、シュートポイントも奪っているイモトが凱旋試合で勝利を上げた。
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▼セミファイナル(第6試合) エキスパートクラス特別ルール -57.5kg契約 フェザー級ランキング戦 3分3R延長無制限R〇内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM/元DEEP☆KICK-55kg級王者、SBスーパーバンタム級3位)判定2‐0 ※30‐30、30-28、30-29×土井涼雅(GSB)
内藤は前戦となった昨年9月の山田虎矢太に判定負けを喫し、今回はフェザー級に階級を上げての第一戦。対する土井は今回が5戦目となるGSBの新鋭。1R、土井の長いリーチを警戒してか、内藤はガードを固めながら左ロー、左ミドルから右ストレート。手数を出しながらひたすら動き続けるスタイルで土井を翻弄する。2R、内藤は三日月蹴りを当て、土井は伸びのある右ストレート。さらに内藤は左ハイも当てこのラウンドも主導権を握る。3R、距離を取る戦いの土井に、前に出て攻撃を当てる内藤が手数、ヒット数で上回り判定勝ちした。
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▼第5試合 MAX FCルール 女子57.0kg契約 3分3R 〇KAEDE(LEGEND GYM/NJKFミネルヴァスーパーバンタム級1位)判定2‐1 ※30‐27、28‐29、29-28×神谷優良(KKC)
昨年10月のプロデビュー戦で村上悠佳と激闘を繰り広げた神谷が、姉のIMARIと共に活躍するKAEDEと対戦した。1R、神谷は左右フックを振り回し、KAEDEは右ミドル、前蹴り、組んでのヒザ。神谷の突進ぶりにKAEDEは被弾が目立つ。2R、左フックを浴びて鼻血を出し苦戦するKAEDEだが、右ミドル、組みヒザを着実に返していく。3Rも前に出続ける神谷の手数の前に、KAEDEは苦戦しながらも蹴り技、バックブローを返していき僅差の判定勝ちを収めた。
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▼第4試合 MAXFCルール 63.0kg契約 3分3R×剣夜(SHINE沖縄/前TENKAICHIスーパーライト級王者)判定0-3 ※27‐30×2、28-30〇基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM)
1R、基山は右カーフキック、左インローを主軸の攻撃を見せ、剣夜は右ストレート。基山は剣夜をロープ際に詰めると一気にパンチ連打で追い込み見せ場を作る。2R、左インローを効かせて剣夜の動きを止める基山は再びパンチ連打を見せるも、剣夜はタフネスぶりを発揮し倒れない。3Rも基山が左インローからボディブロー、三日月蹴りでボディを削っていき、左ハイ。最後にKO狙いでパンチを振り回したが、タフな剣夜は倒れることなく攻撃を返す。基山がフルマークの判定勝ち。
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▼第3試合 MAX FCルール 女子45.0kg契約 3分3R×ほのか(KANALOAGYM/NJKFミネルヴァアトム級4位)判定1‐2 ※28‐29×2、29-28 〇菊地美乃里(GONG-GYM坂戸)
昨年9月のRISEでプロデビューし、今回がプロ3戦目となる菊地がNJKFミネルヴァアトム級4位ほのかに挑んだ一戦。1R、ジャブを突き刺すほのかに、菊地は左右フックを振り回して入り込む。2Rも菊地は突進するように左右フックで突っ込み、ほのかは組み付きで連打を許さない。3R、ほのかは組んでのヒザ蹴り、パンチを当てていくも、菊地の突進力に後退してしまう。菊地が接戦を制し、プロ初勝利を挙げた。
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▼第2試合 MAX FCルール -64kg契約 3分3R×嶋岡大地(COMERADE)判定0-3 ※26‐30×2、27-30〇眞之(=さねゆき/矢場町BASE)
1R、眞之は左ミドル、左ローと蹴り技主体の攻めで主導権を握り嶋岡を圧倒。2Rにはさらにプレスを強めていく。3R、眞之は左ミドル、組んでのヒザ。嶋岡は手数が少なく、組み付きも多用してしまい減点。眞之が大差を付けて判定勝ち。
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▼第1試合 MAX FCルール 70.0kg契約 3分3R〇五十嵐大樹(名古屋JFK)判定3-0 ※29-28×3×竹山和貴(NEX SPORTS)
1Rは左ストレートを強振する竹山の前に押され気味の五十嵐だったが、2Rから左ミドル、組んでのヒザ蹴りで竹山のスタミナを削っていく。3Rも組みヒザで削る五十嵐が優位に試合を進める。終了と同時に放たれた左ストレートで竹山はダウンしたが、ノーダウンに。判定で五十嵐が勝利した。
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▼オープニングファイト第3試合 MAX FCルール 女子46.0kg契約 2分3R×莉都(=リト/矢場町BASE)判定1‐2 ※29‐28、28-29×2〇AZU(DANGER GYM)
1R、AZUは右ミドル主体の攻めでリードしていたが、2Rからは莉都が左ストレートを当て返すように。3R、前に出続ける莉都のパンチがさらにヒットするも、AZUは右ミドル、右ストレートで応戦。僅差の判定でAZUが勝利。
▼オープニングファイト第2試合 スターテイングルール -64kg契約 2分3R延長最大2R×黒柳太稀(ZERO-ONE GYM)判定0-3 ※28‐29×2、27‐30〇竹内悠真(TEAM ATLAS)
序盤から手数を出し、お互いに鼻血を出すほどの激しい乱打戦に。竹内の左ストレートが何度も捕らえて押し込む場面が多く、竹内が判定勝ちした。
▼オープニングファイト第1試合 MAX FCコンテンターズルール -57.5kg契約 2分3R〇野村勇人(GONG-GYM坂戸)TKO 1R 1分6秒 ※レフェリーストップ×長谷川 煌(KANALOAGYM)
両者レガース着用のセミプロマッチ。1Rから仕掛ける野村は力強い右ストレートを飛ばし接近戦ではヒザ蹴りラッシュで優位に立つ。野村が連打で長谷川から2度のダウンを奪ったところでレフェリーストップ。TKO勝ちした野村は今大会でヤングシーザー杯を獲得。なお、4月2日、RISEビッグマッチ『RISE ELDORADO 2022』ではプロデビュー戦が決定している。