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【KNOCK OUT】復帰後3連勝の中島弘貴がスーパーアンジと対戦「最低条件がKOじゃないといけない。できれば3分以内に終わらせる」(中島)

2022/03/08 22:03
 2022年4月17日(日)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT vol.3』の記者会見が、3月8日(火)都内にて行われた。  KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級3分3R延長1Rで、元Krushスーパーウェルター級王者・中島弘貴(LARA TOKYO)とスーパーアンジ(Kunishipe旭ジム)が対戦。  中島はシュートボクシング、RISE、全日本キックボクシング連盟、Krushと渡り歩き、強打とヒザ蹴りを武器に無敗のまま「Krush 70kg Tournament 2009」で優勝。2010年3月には「K-1 WORLD MAX 2010 ~-70kkg日本トーナメント」で準優勝。K-1でアルバート・クラウス、戦極でブアカーオらと対戦し、2012年には欧州最大のキックボクシング団体(当時)であったIT'S SHOWTIMEの日本王座として制定されたSTJ 70kg MAXの初代王者にも輝いている。2015年4月には第3代Krushスーパー・ウェルター級王座を獲得。2021年5月にKNOCK OUT初参戦を果たすと初回KO勝ち、10月大会では平塚洋二郎にも勝利を収め、今年1月大会では曽根修平に初回KO勝ちと3連勝をマークした。戦績は28勝(16KO)16敗。  スーパーアンジは22歳のサウスポーで、戦績は9勝(4KO)12敗1分。宮田充KNOCK OUTプロデューサーがKrush時代にマッチメイクしたことがあり、「その頃はなかなか勝ち星を上げることが出来なかったが、10月の試合に勝利、2月のNKBでもKO勝ちして頭角を現しつつある」(宮田P)と上り調子にあるという。  会見には中島のみが出席。「今回の試合は自分の中で最低条件がKOじゃないといけない。できれば3分以内に終わらせようかなと思います」と、堂々の初回KO勝利を予告。「初回KOにめちゃくちゃこだわっている感じではないですが、それくらいの試合にいけない。対戦相手のことはリスペクトとしていますが、初回KOしないといけない相手だと思っています」  アンジの印象は「試合を見て攻撃の勢いがあるなと思って。あと体重もスーパーフェザー級や72.5kgでも勝ったりしているのでよく分からない選手だなと思います」と、得体が知れないものがあるとした。動きに関しては「変則と言えば変則だが、自分もいろいろ40戦以上やっているので。特に問題ないかなって感じです」と警戒するほどではないという。  どんな技で仕留めたいかを聞かれると「決めて考えるといい方向に行かないので、流れの中で。向かい合って決めます」と、その場の閃きで決めるとする。  KNOCK OUTで復帰してから3戦全勝。「一応3試合やって勝っているし、コンディションもいいので順調といえば順調です」とし、「全体的に自分のレベルアップをはかっている感じです」と33歳を迎えても進化に手応えがある様子。 「1Rで終わらせて、代々木の6月に出ようかなって感じです」と、この日に発表された6月26日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館での開催が決定した新生KNOCK OUT初のビッグマッチ出場への意欲を見せる中島。そこでどういう相手と戦ってみたいかとの質問には「まずは4月勝って、6月は用意された相手誰でもいいです」と答えた。  今後に関しては「とにかく目の真の試合に1戦1戦勝っていって、勝ち方にもこだわる試合をしていき、今年のどこかで海人選手とやれたらいいかなって感じです」と、2019年6月にシュートボクシングのリングで敗れているKNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級王者・海人とのリベンジマッチを実現させたいと希望。  最後には「前回1月の試合に続いて調子もコンディションもいい。今回も最初から判定で勝とうとは思っていないので、そういう試合を見せようと思います」と、KOで締めくくると誓った。 <対戦カード> ▼KNOCK OUT-BLACKフェザー級 3分3R延長1R龍聖(TRY HARD GYM/KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者)後日発表 ▼KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級 3分3R延長1R中島弘貴(LARA TOKYO/元Krushスーパーウェルター級王者)スーパーアンジ(Kunishipe旭ジム) ▼KNOCK OUT-BLACKウェルター級 3分3R延長1R渡部太基(TEAM TEPPEN/元Krushウェルター級王者)後日発表 ▼KNOCK OUT-REDライト級 3分3R延長1Rスアレック・ルークカムイ(タイ/STURGIS新宿/M-1世界ライト級王者)REITO BRAVELY(BRAVELY GYM/M-1 JAPANライト級王者) ▼KNOCK OUT-REDライト級 3分3R延長1R潘 隆成(=ぱん・りゅうそん/クロスポイント吉祥寺/元WPMF日本スーパーライト級王者)庄司啓馬(TEAM TEPPEN) ▼KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級 3分3R延長1R工藤red玲央(TEPPEN GYM)加藤和也(ドージョー☆シャカリキ) ▼KNOCK OUT-BLACKウェルター級 3分3R延長1R松山 翔(菅原道場)悠 YAMATO(大和ジム) ▼KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級 3分3R井樋大介(クロスポイント吉祥寺)池田航太(拳粋会宮越道場) ▼KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級 3分3R向井貫太(WSRフェアテックス)智己(LARA TOKYO/スピリットジム仙台) ▼KNOCK OUT-BLACKバンタム級~スーパーバンタム級 3分3R井熊知也(クロスポイント吉祥寺)後日発表 ▼KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級 3分3R久井大夢(TEAM TAIMU)後日発表
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