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【RIZIN】皇治、バッティングの悲劇再びを危惧する声に「今回はヘディングやなくてちゃんとぶっ倒したるから心配せんでええ」

2022/03/08 12:03
【RIZIN】皇治、バッティングの悲劇再びを危惧する声に「今回はヘディングやなくてちゃんとぶっ倒したるから心配せんでええ」

バッティングの悲劇が再び起きるのではと危惧する声を笑い飛ばす皇治

 2022年3月20日(日)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)『RIZIN.34』にて、因縁の梅野源治(PHOENIX)と対戦することが決まった皇治(TEAM ONE)。

 両者は2021年6月27日、同じ丸善インテックアリーナ大阪にて開催された『RIZIN.29』の「RIZIN KICKワンナイトトーナメント」1回戦で対戦。1R開始からわずか43秒、皇治のバッティングにより梅野は鼻を2カ所骨折してドクターストップ。両者とも不完全燃焼のノーコンテストとなっており、今回はその再戦。


 3月3日に行われた記者会見では、ひょっとこのお面(皇治は梅野のことをひょっとこムエタイと呼んでいる)を被った皇治が「トレーナーには出場することを全反対されています。冬眠中にしっかり改善するところは改善して出ようと思っていたのですが、まだ改善できていないところもあるので懸命に気を付けて戦おうと思うんですけれど、あの偉大なムエタイ王者はすぐ痛い痛いアピールをするので、これを着けて試合をしてください」と、バッティングを防ぐためのキャッチャー用マスクを梅野に手渡した。


 これに怒った梅野が「これ着けなくていいからヒジありでやろう。ヒジありだったらバッティングありでも体重何kgでもいいから。昨日まで体重も決まらずずっと来ているので、体重も全部合わせてあげるからルールを多少はゆずってヒジありでやろうよ」と、ヒジ打ちありのルールでやろうと要求。皇治は「じゃあ、僕はそっちを被ります」とヒジありならキャッチャーマスクを被ると返答する一幕があった。

 年末のYA-MAN戦でもバッティングとローブローをやってしまい、まだ修正が完全ではない様子の皇治。身長差があり、梅野はパンチを出す時に頭を下げる、皇治は頭からパンチが起動するため再びバッティングの悲劇が起こるのでは、と危惧する声も一部にはある。


 そんな声に、皇治は7日の自身のSNSにて「今回はヘディングやなくてちゃんとぶっ倒したるから心配せんでええ」と、涙を流して笑う絵文字と共に投稿。「せやけどもう1回当たってもうたら痛い痛い言うんやから、ひょっとこさんキャッチャーマスク必ずかぶっとくように!」と、梅野を挑発した。

 皇治は「自分は今回と次くらいで、5月くらいに出ようかと思っているんですが、それでキックはもうやめて新しい挑戦をしようとずっと言っているので、そこに挑もうと思っています。なので次の大阪大会ともう一戦5月にしようと思っているので、それが終わったら、キックはよくて、トライアスロンに行こうかと思っています」と、あと2試合でキックボクシングから引退することを表明しているが、この投稿の最後にはMMAに行くことを暗示しているような一文が加えられている。

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