グラップリングの団体戦などを行う「QUINTET」のプロデューサーで、秋田県潟上市出身の桜庭和志が6月4日、秋田県庁を訪れ、「秋田県スポーツ大使」に就任することが発表された。
秋田商業でレスリングを始め、中央大学を経てプロの格闘家になった桜庭はこの日、秋田県庁で佐竹敬久知事を表敬訪問。QUINTETの活動について「大会は国内だけでなくアメリカのラスベガスでも開催していて、外国人からも人気があります」とPR。
【写真】エキシビションでヒザ十字を仕掛ける桜庭。4月大会の会見では自身の出場にも前向きなコメントを残している。
佐竹知事より「秋田は魅力を発信する機会が少なく地味に思われているので、秋田のこともぜひ宣伝してほしい」と、その場で秋田県スポーツ大使への就任を要請されると、桜庭が快諾し、就任が決定した。
【写真】女子大会も開催したQUINTET。
佐竹知事にサイン入りの色紙を贈った桜庭はさっそく「秋田は柔道やレスリングが盛んで、秋田の人たちは試合の見どころがわかると思うので大会を開催してみたいです。県庁でQUINTETをやっていいですか?」と積極的なアピール。果たして故郷の秋田でQUINTETが開催されるのか? 今後の動向に注目だ。
【写真】秋田テレビの取材を受け、リアネイキドチョークを極めてみせる桜庭(C)QUINTET