2019年6月1日(土)東京・新宿FACEで開催された『K-1 KHAOS NIGHT.8』の一夜明け会見が、2日(日)都内にて行われた。
毎回テーマが定められる『KHAOS』。今回から新名称「K-1 KHAOS FIGHT」での開催となり、大会前日に対戦相手が決まる【KHAOS ROYAL】とファイトマネー総取りトーナメント【Money in the KHAOS】、過去にKHAOSで行われたこの2つのコンセプトを組み合わせた「Money in the KHAOS ROYAL」が行われた。
8人トーナメントを制し、ファイトマネーを総取りしたのは17歳の龍華(K-1ジム総本部チームペガサス)。1回戦と準決勝を初回KOで勝ち上がり、決勝でもダウンを奪っての完全勝利だった。
次戦は1週間後=6月9日(日)の「K-1甲子園2019~東日本予選トーナメント~」に出場予定。今後の目標としてK-1甲子園優勝、そしてKRUSHでの王座奪取を掲げた。
ほぼノーダメージで決勝に上がれたことは大きかった
1回戦はスーパーアンジを1R42秒、左ローキックでKO「昨日は初のワンデートーナメントで良い結果を残せて良かったなと思います。1回戦で対戦したスーパーアンジ選手は何回か動画を見て、けっこうガンガン前に出てきてやりづらいかなと思っていました。でも試合前のウォーミングアップでやっていたことがすんなり試合で出て、それで結果として倒せたので良かったです。
準決勝は山下和希を1R1分22秒、左フックでKO 準決勝で戦った山下和希選手は(梶原)龍児さんに試合前に『もっとこうした方が良い』とアドバイスをもらって、その指示された攻撃を試したら本当に倒せました。決勝の鈴輝選手はストレートとかパンチもクリーンヒットしてたんですが、それでも前に出てくるので、めちゃめちゃ気持ちが強いなと思いました。
決勝戦の鈴輝勇太戦は1Rに連打でスタンディングダウンを奪って大差の判定勝ち(ワンデートーナメントとしての感想は?)なるべくダメージを負わないで決勝戦に上がりたかったので、その意味では1回戦・準決勝を1RでのKOで勝って、ほぼノーダメージで決勝に上がれたことは大きかったかなと思います。(過酷なトーナメントだった?)休憩も少なくてハードでしたが、もしまたトーナメントが組まれるなら組まれるで、自分は自分の仕事をするだけです。機会があればトーナメントもやりたいです。
(昨年11月のデビュー戦では敗れてしまったが、その敗戦が成長につながっている?)はい。デビュー戦で負けてめちゃめちゃ悔しくて、今回は絶対優勝してやろうという気持ちでした。今回の試合が決まって、ずっとトーナメントのために頑張ってきたので、それでかなり大きく変われたかなと思います。
(K-1甲子園・東日本予選への出場も決まっているが?)去年のK-1甲子園は準優勝だったので、やっぱり今年は優勝したいです。今は階級が違いますけれど、去年の決勝で負けた近藤魁成選手にもいつかリベンジしたいです。
(改めて賞金の使い道は?)来週がK-1甲子園の予選なので、またすぐ減量が始まっちゃうんですけれど、それが終わってからゆっくり美味しいものを食べに行きたいです。(プロとして今後の目標は?)とりあえずはKRUSHのベルトを目指して、最終的にはK-1のベルトを獲りたいと思います。(ファンの皆様へメッセージは?)昨日は応援ありがとうございました。これからもっともっと強くなって活躍していくので、これからも応援よろしくお願いします」