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【K-1】「佐々木洵樹という人間を自信をもって背負いたい」という佐々木に、内田晶「下馬評をひっくり返したい」

2022/02/25 23:02

内田晶、トーナメントの台風の目になる!


 今大会で第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメントに抜擢された内田。2018年のK-1 JAPAN GROUP初参戦から4戦3敗1分と思うような結果を残せなかったが、2021年は5月に三井大揮をKOし、第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメントでは1回戦で優勝候補の小倉尚也を撃破するなど飛躍の一年となった。

 内田は「ずっと勝てなかった時期が続いたんですけど、去年結果を出せるようになって、やっとスタートを切れたかなって感じです。Krushのトーナメントでは一回戦を勝って、準決勝で鬼山桃太朗選手に負けちゃって。トーナメントなので一回戦負けも準決勝で負けるのも一緒なんですけど、身につくものがあったので収穫はありました」と2021年を振り返る。

 今大会では外国人選手の来日困難の影響で第3代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメント出場が決まり「外国人が来るか来ないかってところで自分に話が来たんですけど、チャンスが来たと思いました。全員強い選手が揃ったなと思います」と内田。過去に敗れている璃明武と鬼山もトーナメントに出場しているが「現役中にリベンジしたいと思うし、もしトーナメントで当たればリベンジしたいけど、それ以上に勝ちたいという想いが強いです」と結果にこだわっている。


 一回戦で対戦する佐々木洵樹はプロボクサーとしても活躍し、Krushバンタム級王者にもなったプロ無敗の強豪。内田は「相手は元ボクサーなので蹴りメインで練習しています」と蹴りでの攻略をイメージし「今はまだ追い込んでいる段階なんで疲労は溜まっているんですけど、そのなかでも良い感じできています。あとは気を抜かずに調整するだけです」と準備を続けている。

 内田のこのトーナメントでのテーマは“番狂わせ”だ。「K-1という大舞台で試合が決まって『おめでとう』と言ってくれる人は多いんですけど、僕が勝つと予想している人は少ないと思います。だから『見てろよ!』って気持ちで燃えています。客観的に見て、僕が勝つと予想する人は少ないと思いますが、自分自身はやれると思っているので、自信を持って戦います。下馬評をひっくり返せたらなという思いです」と燃える。

 1日3試合のトーナメントに向けて「特別なことはしていない」という内田だが「心技体すべてをレベルアップできるように準備しています。気持ちだけで勝てるトーナメントではないし、技術だけという話しでもない。心技体すべてをMAXにして試合当日に臨めるように調整するだけです、出るからには一番を目指さないといけないと思います」とトーナメントにすべてをぶつけるつもりだ。

「(宮城は)僕が生まれ育った街で、ここからK-1チャンピオンになることを目標にしている。そこはぶれずにやっているし、周りから(上京せずに成功するのは)『無理』と言われてきたんで、なんとか『自分が』という気持ちがあります。自分が結果を残して東北からでもやれることを証明したい」と地元・宮城への想いを語る内田。最後も「自分が負けると思っている人が多いと思いますけど、それをひっくり返したいと思います」と番狂わせ宣言で公開練習を終えた。

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