MMA
インタビュー

【RIZIN】クレベルに敗れた佐々木憂流迦「めっちゃくちゃ悔しい。これに懸けていたので」フェザー級続行か、バンタム級に戻るか?

2022/02/24 02:02
 2022年2月23日(水・祝)静岡・エコパアリーナで開催された『RIZIN TRIGGER 2nd』のメインイベントで、クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)に2R 3分22秒、リアネイキドチョークで一本負けした佐々木憂流迦(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)が、試合後会見でインタビューに応じた。 サトシが最初に『危なかったよ』と言ってくれた ――試合を終えての感想は? 「すげぇ、めっちゃくちゃ悔しいです。もう本当にめちゃくちゃ悔しいですね」 ――1度対戦していて再戦しての印象は? 「めちゃくちゃ強かったですね。あと、最後は地力で完全に負けたなった自分で思いました」 ――1Rは打撃が当たっていたが、そこからあまり追いかけなかったのはなぜ? 「作戦で、自分の距離をいつもより長く作って試合をコントロールしていく、そして捌いていくという作戦だったんですけれど、あんだけ効くことが僕は今までなかったので自分がビックリしちゃって(笑)。セコンドからは『行っていいよ』っていうのがあったんですけれど、よく見るとまだ生きている感じがしたのでそこは行かなかったですね」 ――大まかなプランは今話したような? 「そうですね、距離を作って。1R目はけっこういい流れで来て、このままちゃんと遂行すれば2、3Rもとれるなって思っていたんですけれど、最終的には四つがかなり試合中イヤで。クレベル選手は四つが凄い強かったので、そこでバックを見せてしまう展開とかは自分の中でも力が足りないところだと思いました」 ――試合後にクレベル選手とはどんな会話を? 「サトシが最初に『危なかったよ』と言ってくれて(笑)。クレベルもありがとうと言って、僕も心からありがとうと思いました」 ――今後の展望は? 「この試合に懸けていたので。1R目で効かせていたとはいえ、2R目でしっかりチョークを極められているので。自分の中でも、コーチの山崎さんも言ってくれたんですけれど伸ばせるところも自分の中でたくさんあるし、伸びてしっかりベルトを狙うというのが自分の中であるんですけれど、本当にこれに懸けていたので、うーん、どうしようかな…というのがありますね。フェザーで今後もやっていくのか、また時間をかけてしっかりと体重を落として、お医者さんとも相談してまたバンタム級に落とすのか。そういう試合だったと思うので。今はちょっと考えられないですね」 ――フェザー級に戻したのはクレベルとの対戦が決まったのもあったから? 「それはちょっと思っていたので。クレベルはフェザーで一番強い立ち位置にいると思うので。でも、こんな負け方をしてしまったんですけれど、しっかり地力の部分をちゃんと穴埋めしてちゃんと作戦を遂行できるようになれば、僕は勝てると思うんですけれど。でも本当にこれに懸けていたので、ここでしっかりまだフェザーでやっていくのか、年の試合数は落ちてしまうかもしれないですけれど時間をかけてまたバンタムに落とすのか。それはコーチとも相談したいと思います「 ――右を当てたのは狙い通り? 「そうですね。コーチの山崎さんとミットとかスパーリングもそうですけれどずっと指導してもらっていて。その右をずっと強化してきたことだったんですよ。で、試合で効かせたのは初ですね」 ――テイクダウンから相手が足をたぐってきて、それから脇をくぐられてスタンドバックで崩された。あのあたりが力が強かった? 「いや、力は…負けているって感じではなくて。そこの部分はフェザーでもやって行けると思うんですよ。それは前戦の堀江選手もテイクダウンは出来なかったんですけれど、力で負けている感じはしなかったので。それよりも寝技の地力の差。2歩、3歩僕が遅れを取っていたなっていう感じはしました」 ――四の字バックに組まれて、一旦は腰をずらして正対しかけたけれど胸を合わせられなかったのは相手の上手さ? 「力が凄いとかではなく、柔術の上手さだと思います」 ――最後は後ろ手を剥せない、見えなかったというか。 「そうですね、それもそうなんですけれどさっきも言ったように2歩、3歩僕の対処が遅かったので柔術の地力の差が凄い出た試合だと思います」 ――とはいえ、この階級での手応えも得たのでは? 「そうですけれど、蓋を開けてみたら2R目で極められているので完敗ですよね。ハッキリ言っちゃえば。ちょっと考えます」 ――グランプリのこともあるので場合によっては名乗りをあげられるのでは? 「しっかりと負けているじゃないですか(笑)。しかもフェザーで2回やって2回とも負けているので何も言えないですね」 ――クレベル選手以外のフェザーの相手には通用するという自信は? 「どうなんだろう、触ってみないと分からないですね。もっとフィジカルが強い選手もいるだろうし。そういった時に柔術の地力の差でもカバーできないところもありますし、やってみないと分からないですね」
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