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2022年2月23日(水・祝)静岡・エコパアリーナにて開催される「SPASHAN HPS presents RIZIN TRIGGER 2nd」で、フェザー級の強豪クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)と対戦する佐々木憂流迦(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)が17日、リバーサルジム新宿Me,Weにて、公開練習を行った。
山崎剛 Me,We代表が持つドラム型ミットに、1R1分30秒、パンチを打ち込んだ佐々木は、時折、声を上げながら強い打撃を見せた。
その理由を、「ドラム(ミット)をやって力が入ったところを見せられたと思います。格闘技なので気持ちの部分が大事なところもあるし、クレベル戦では気持ちの部分がすごく出るような局面が何度もあるような試合になると思うので、ほんとうに気合いも入っていて、楽しみです」と、試合中にも気迫を前面に押し出してファイトするクレベルに対して退かない構えであるとした。
「絶好調ですね。怪我もほんとうに何もなく、120パーセントで行けるコンディションです」と笑顔を見せる佐々木。
2021年9月の前戦では、プロデビュー当時のフェザー級に戻して堀江圭功と対戦も、組みで決定機を作れず打撃で後れをとった。
UFCでのフライ級からRIZINでバンタム級で参戦、そしてフェザー級への回帰について、「めちゃめちゃ調子いいですね。ナチュラルに近くて、減量もバンタムのときと比べてすごく楽で力も入るし、組み力も強くなりました」と手ごたえを語る。
「(前戦から)だいぶ変わって、山崎さんのご指導のもと、倉本(一真)さんだったり、練習仲間が一緒に練習してくれてレベルアップを感じるので、それをファンに見せられる試合になるんじゃないかなと思います。自分自身、超楽しみで、ファンよりも俺の方が楽しみです」と目を輝かせた。
対するクレベル・コイケについては、「KSWのチャンピオンでもありますし、戦績を見てもそうですが、極めが強い。全局面でやってくる、ほんとうにレベルの高い選手だなと思っています」と高く評価しながらも、「しっかり俯瞰してみて、僕が勝っているところは勝っているし、劣っているところは劣っている。全然勝負できる相手だなと思います」と自信をのぞかせた。