HOOST CUP日本EXミドル級王者チューチャイ(右)を迎え撃つ海人(C)シュートボクシング
2022年2月13日(日)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2022 act.1』の前日計量&記者会見が、12日(土)都内にて17:00より行われた。
メインイベント(71.0kg契約)に出場するS-cup2018世界王者・海人(TEAM F.O.D)は初の坊主頭で計量に臨み70.7kgで一発パス、対するHOOST CUP日本EXミドル級王者チューチャイ・ハーデスワークアウトジム(タイ)は71.0kgジャストでクリアーした。
前戦となった昨年12月のジョー・FELLOWGYM戦でKO勝ちし、9連勝中の海人は「明日は今年1発目の試合。今年は自分が変わっていく年にするために、その一発目の大事な試合でしっかり倒して勝ちます」と意気込みを語る。
チューチャイについては「昨年12月にしっかり勝ってホーストカップのチャンピオンになっているので、倒しがいのある選手」と言い、「僕は世界で勝っていき、世界で一番強い男になるのが目標なのでしっかりそこにつないでいきます」と今後の世界の強豪との戦いに向けていい勝ち方をしたいという。
対するチューチャイは2015年6月21日のザカリア・ゾウガリー戦以来、2度目のSB参戦となり、「海人はヒジ、ヒザがうまいので頑張ります」といい、不敵な笑み。これまでチャーチャイは国内で日本のトップ選手と何戦もの経験があるがKO負けは一度もないという。
それを受けて海人は「僕が倒します。今回、2試合(笠原弘希vs小川翔、魁斗vs川上叶)コロナの影響でなくなりましたが、僕がやることは変わりません。消滅した2試合の分もしっかり盛り上げる試合をします」とKOを予告した。
また、セミファイナル(55.5kg契約)で対戦するSB日本スーパーバンタム級王者・植山征紀(龍生塾ファントム道場)は55.5kg、SB日本バンタム級王者・佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ)は55.4kgで計量をパス。
植山の今回の対戦を予定していた相手がコロナ陽性判定者の濃厚接触者となったために急遽、佐藤が植山の対戦に名乗りを挙げる形で決定した今回の王者対決。
植山は「コロナで何試合か流れている中で急遽決まった試合ですが、今年一発目なのでSBをしっかり盛り上げて最高に面白い試合をするので楽しみにして下さい」とコメント。佐藤については「トリッキーなイメージ。前回12月に一階級下のベルトを巻いて勢いがあると思いますが、圧倒的な差を見せてしっかり勝ちます。ここで勢いを付けて他団体の選手をどんどん倒していきたい」と他団体進出のために倒し切るという。
一方、急遽参戦が決定した佐藤は「試合前じゃなくても変わらず準備しているので問題ありませんでした。僕は4年前に植山選手にKO負けしていて、そのリベンジをしたいとずっと思っていて、いいタイミングだったので今回の試合を受けることにしました。階級が上の王者ですが、僕が絶対に勝ちます」とリベンジに自信。
そして今年の目標を聞かれると「シュートボクサーは何でもできると思っているので今年は他団体でも活躍したいし、MMAにも挑戦してあらゆることで活躍したい」とした。
なお、当日券は16時から後楽園ホールにて、全席種を販売。今大会の模様は「ローチケLIVE STREAMING」にてライブ配信される。
<計量結果>
▼メインイベント(第6試合) 71.0kg契約
海人 70.7kg
チューチャイ・ハーデスワークアウトジム 71.0kg
▼セミファイナル(第5試合) 55.5kg契約
植山征紀 55.5kg
佐藤執斗 55.4kg
▼第4試合 SB日本ヘビー級
坂本優起 95.58kg
オリバ 100.9kg
▼第3試合 67.5kg
村田義光 67.5kg
井藤勇斗 67.2kg
▼第2試合 57.5kg
山田彪太朗 57.5kg
翔 57.45kg
▼第1試合 53.0kg契約
笠原直希 52.8kg
小林大樹 52.5kg