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木村"フィリップ"ミノル、K-1卒業後の選択肢にはONE挑戦もあった。ボクシング転向の理由を明かす

2022/02/11 22:02
 ABEMA格闘CHの公式YouTubeチャンネルにて、『なぜ木村"フィリップ"ミノルはK-1をやめるのか』の後編が公開された。  これは2021年12月4日にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)にて開催された『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチで、K-1ファイナルマッチを終えた木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/PURGE TOKYO)のドキュメンタリー。  前編はファイナルマッチに向かう木村を追ったもので、今回は試合直前の様子から和島との試合、そして試合後に密着。和島とのK-1ファイナルマッチで敗れた後は音信不通となった木村だが、12月28日に再びカメラの前に現れた。  まずは、一夜明け会見で木村に対戦を提案した安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN)について、「率直にありがたいと思った」と対戦提案には感謝しつつも「お互い別のストーリーがあるので交わるところはない。彼は若いからいろいろな人に噛みついて挑戦する時期だと思うので」と、この対戦に応じるつもりはないと回答。  続いてドキュメンタリーの核心部分である、木村はK-1を卒業してどこへ向かうのか、という主題のインタビュー。木村は「最後まで悩んでいたことがあって。最後のK-1ファイナルの試合で勝っていたら僕の中で選択肢が2つあったんですよ。ONEに行きたいという選択肢とボクシングをやるという選択肢がどっちもあって。それでリング上で何を感じるとか、まだキックボクシングやりたいのかとか。それを自分でテストしてあの試合に臨んでいたので」と、70kgで世界最高峰の選手たちが集まるONEも選択肢としてあったと明かす。  しかし、「あの試合が終わって、もう完全にボクシングの方に振り切ろうと思った」と、和島に敗れたことでキックボクシングに区切りを付け、ボクシングに挑戦することを決めたと話した。  木村はなぜボクシングを選んだのか、それは幼少期からの憧れがあったことなどの理由を説明し、「ロマンの頂点は僕の中ではボクシングなので。ボクシングの世界チャンピオンになってこそ」と、ロマンを追い続けたいと結んでいる。  また、映像の最後には元WBA世界ジュニアウェルター級王者・平仲明信の平仲ボクシングスクールジムでボクシングを平仲から学んでいる映像が収められている。平仲は故アンディ・フグを始め、多くのK-1ファイターにボクシングを指導していたことでも知られている。
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