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【K-1】石井慧の「京太郎選手と戦うために必死に頑張る」発言に、京太郎は「決勝まではきついんじゃないですかね、お互いに」

2022/02/09 23:02
【K-1】石井慧の「京太郎選手と戦うために必死に頑張る」発言に、京太郎は「決勝まではきついんじゃないですかね、お互いに」

無差別級トーナメントに出場が決まった(左から)KOJI、谷川、石井(パネル)、実方、京太郎、坂本、K-Jee、サッタリ(C)K-1

 2022年4月3日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K'FESTA.5』の記者会見が、2月9日(水)都内にて行われた。

 K-1生誕の地である同会場で、1993年4月の第1回大会で行われたのと同じく「無差別級トーナメント」の開催が決定。トーナメントの組み合わせは以下の通りとなった。

▼K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント1回戦第1試合 3分3R延長1R
ANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM/ALIVE)
谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONE KREST)

▼K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント1回戦第2試合 3分3R延長1R
石井 慧(クロアチア/チーム・クロコップ)
実方宏介(真樹ジムAICHI)

▼K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント1回戦第3試合 3分3R延長1R
京太郎(チーム未完)
坂本英則(修実館)

▼K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント1回戦第4試合 3分3R延長1R
K-Jee(K-1ジム福岡チームBiginning)
ムハマード・サッタリ(イラン/TEAM OTA/ICF)

▼K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント準決勝第1試合 3分3R延長1R
KOJI vs谷川の勝者
石井vs実方の勝者

▼K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント準決勝第2試合 3分3R延長1R
京太郎vs坂本の勝者
K-Jee vsサッタリの勝者

▼K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント決勝戦 3分3R延長1R
準決勝第1試合の勝者
準決勝第2試合の勝者


 第1回・3回真正会全日本空手道選手権大会重量級優勝の谷川は「自分、K-1のデビュー戦が2年前の『K’FESTA.3』のプレミナリーファイトで、去年の『K’FESTA.4』で本戦に出場することができて、『K’FESTA.5』でこうしてメインとなるトーナメントに参加させていただきます。順調に階段を上りつつあるんですけど、ここで全員しっかり倒せば、日本人最強の称号は絶対に手に入ると思うので、絶対に優勝して、自分が重量級の新エースになりたいと思います」と、順調なステップアップから一気にジャンプしたいとする。


 DEEPフューチャーキングトーナメント2017ミドル級優勝のKOJIは「4月3日の無差別級トーナメント、しっかり12月の復讐も兼ねて、しっかり準備して優勝します」と、12月に敗れたサッタリへのリベンジも兼ねて優勝するとコメント。


 第2代Bigbangヘビー級王者・実方は「今回、こんな素晴らしい大会に参戦できて本当に光栄です。石井選手はずっとロード・トゥ・京太郎と京太郎選手にずっとアピールしてるので、一回戦で僕がぶっ倒して、準決勝、決勝と勝ち上がって最高なかたちで優勝したいと思います」と、石井の京太郎と戦いとの希望をぶち壊すと言い放つ。


 第5代HEAT総合ルールヘビー級王者・石井はクロアチア在住のためビデオメッセージでの出席となり、「石井慧です。今回『K’FESTA.5』、並びに無差別級トーナメントに出させていただくことになり、とても楽しみにしています。当初はもう1試合勝って、ヘビー級トーナメントに打診してみようかなと思ったんですけれども、中村プロデューサーのほうからそういうオファーをいただき、すごく感謝してると共に興奮しています。試合に向けて練習を積んでこのトーナメント、勝ちたいと思います。トーナメントに向けて、10R、やる気満々で準備しています。

 今回のトーナメントは前回の試合よりも20%、成長した姿と、さらに頭を使って勝つ姿をみなさまに見せられればなと思います。そして自分の目標である京太郎選手と戦うために、必死で頑張っていきます。みなさんに応援してくださいとは言いません。みなさんから応援してもらえるような行動と姿勢を取っていきたいと思います。頑張ります」とのコメントを寄せた。


 初代KROSS×OVERヘビー級王者・坂本は「初参戦させてもらうんですけど、こんな大きい大会に呼んでいただいて、意味のあるトーナメントということで。誰も知らない中、僕が優勝できたら目立てると思っている」と番狂わせを狙う。


 元プロボクシングOPBF東洋太平洋ヘビー級王者にして第2代K-1ヘビー級王者の京太郎は「前回の記者会見から日にちが浅いということで。なぜこんなに記者会見を2回もするのかという疑問に駆られて来ましたけど(坂本戦は当初2月大会で組まれていたのがトーナメント1回戦にスライドとなった)。なぜ2年連続、試合が延期になるのか、それが気になっております。そこが一番厳しい。あとトーナメントも厳しいです、頑張ります」と、元気のないコメント。


 第2代K-1 WORLD GPクルーザー級王者K-Jeeは「K’FESTAで主役になれるということはとてもワクワクしています。今年こそ、重量級の年にしたいと思っていて。もっとみんなに重量級を評価してもらえるように、楽しんでもらえるように頑張っていきたいなと思ってるところでこういうオファーをいただいて。K’FESTA.で重量級の魅力を伝えることが楽しみです、ワクワクしてます。最高の一日になるよう、精一杯頑張っていきたいと思っています」と、重量級の魅力を伝えたいという。


 そして第2代Krushクルーザー級王者サッタリは「今回、このような素晴らしいトーナメントに参加することが出来てとても興奮している。自分は常々どれだけのことができるのか、常にチャレンジしたいと思っているので、こういったトーナメントで戦えることを本当に嬉しく思う。厳しいトレーニングを積んでしっかり勝ちたい。そのためにはみなさんの応援が必要です」と、チャレンジしたいと話した。


 また、石井から決勝で戦いたいとのラブコールを受けたことについて京太郎は「言ってくれてるみたいですけどね。石井選手からしたらこの新しい世界に来て、僕とやること自体、たぶんプラスになるというか、得しかないと思うので。多分、うまく頭を使っていろいろ発言してると思うんですけど。僕はワンマッチでやると思ってたんですけど、トーナメントということで。決勝戦まで行かないから、僕、2回戦くらいでと思ったんですけど(笑)。決勝まではきついんじゃないですかね、お互いに。どっちかが」と、どちらかが準決勝で負けるので実現はしないと、何とも弱気に答えた。

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