世界の団体からオファーが来ていたことを明かした那須川天心
RISE世界フェザー級王者の那須川天心(TARGET/Cygames)が、自身のYouTubeチャンネル『那須川天心チャンネル』を2022年2月6日に更新。実現しなかった“那須川天心ワールド・ツアー”の構想について明かした。
那須川は、RISEファイナルマッチでの対戦相手として希望していたONEフライ級ムエタイ世界王者ロッタン・ジットムアンノン(タイ)との再戦が消滅した説明をしている中で「ONEね、僕出るかもしれない説あったんですよ、実は」と、現在ロッタンが契約している『ONE』に自分も出るかもしれなかったと話す。
(写真)この数年間、日本人対決やボクシングルールでのエキシビションが続いた那須川。本来なら世界と戦いたかっただろう
その話は「ONEの契約内容では難しい」とのことで無くなったが、「最後ボクシングに転向する前の1年は海外で試合をするプランがあったんですよ。ONEとBellator、GLORYも僕が出るならその階級作ってやるよと言われていて、その3団体に行くはずだったんです。那須川天心ワールド・ツアーの予定だったんですよ。それがコロナでゼロになってしまって」と、ONEだけでなくBellatorやGLORYで試合をする話もあったという(現在は休止中だが当時のBellatorにはキック部門もあった)。
那須川は「Bellatorならアメリカ、GLORYならヨーロッパに行って試合がしたかった。ワールド・ツアーしたかったですね」と、キックボクサーとして世界を転戦したかったと打ち明ける。
さらには「総合ですけどUFCとかも来てました。けっこうつい最近まで来てます。身体が3つあったらなっていつも思いますよ。俺、双子だったらなとか」と、UFCからもMMAで最近までオファーがあったとの話も。
結局どれも実現には至らなかったのは那須川としても残念そうだったが、「でも海外に行ってないからこそ、6月の試合があったのかもしれないので」と、ワールド・ツアーが実現していたら武尊と戦うことなくボクシングに転向していたかもしれない、とも語った。