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2022年2月5日(日本時間6日)に米国ラスベガスのUFC APEXにて開催される「UFC Fight Night: Hermansson vs. Strickland」の前日計量が4日(同5日)、現地にて行われた。
メインイベントのミドル級(5分5R)では、6位のジャック・ハーマンソン(スウェーデン)が185.5ポンド(84.14kg)でパス。対する7位のショーン・ストリックランド(米国)も185.5ポンド(84.14kg)でパスしている。
「ヨアキム・ハンセン、アレクサンダー・グスタフソン、ブルース・リーがヒーロー」というスウェーデン出身でノルウェイ在住のハーマンソンは、レスリングをベースにグラップリングでも活躍。UFCでも2度ギロチンチョークでの一本勝ちもマークしている。
前戦は2021年5月のエドメン・シャバージアン戦で判定勝ち。前年にはケルヴィン・ガステラムを1R ヒールフックで極め、マーヴィン・ヴェットーリには判定負けを喫している。
対するチーム・クエストのストリックランドはUFC5連勝中。2018年10月にノルディン・タレブにTKO勝ち後、バイク事故で2年間欠場も、2020年10月にジャック・マーシュマン戦の判定勝ちで復帰すると、以降も4連勝中。2021年7月の前戦では、ユライア・ホールに5Rを戦っての判定勝ちでランキング入りを果たしている。
柔術茶帯だが、得意の見切りを活かし、リーチあるジャブ、ストレートで相手を削って勝利しており、6連勝を飾って、上位ランカー入りするか。
コ・メインでは、LFAからContender Series 2019を経てUFCデビュー、2試合連続1RKO勝利後、前戦でブレンダン・アレンに判定負けしたプナヘレ・ソリアーノが、ニック・ディアス・アカデミー所属の24歳・ニック・マキシモフ(7勝0敗・UFC1勝)と対戦する。
また、ウェルター級では、14勝無敗のカザフスタンのシャフカト・ラフモノフが登場。196cmの長身から繰り出す打撃と絞め技で、UFCデビュー後も実力者アレックス・オリヴェイラにギロチンチョーク、ミシェウ・プラゼレスにリアネイキドチョークを極めて2勝負け無しだ。
対するガイアナのカールストン・ハリスも17勝4敗(UFC2勝0敗)の注目選手。ブラジルでマーシオ・クロマドからルタリーブリも学んだハリスは、修斗ブラジルから「UAE Warriors 15&EFC32」に出場。ONEで後にジェームズ・ナカシマに一本勝ちのザイード・イザガクマエフを相手に、2021年1月にアナコンダチョークで一本勝ちしている。
The submission that led to Carlston Harris signing with the UFC. pic.twitter.com/XGddpHdCGa
— UAE Warriors (@uae_warriors) January 4, 2022
また、プレリムにも、現RIZINの堀江圭功を左ハイキックでKOに下したハキーム・ダオドゥ、Bellatorで加藤久輝を降したチディ・ンジョクアニ、SEI☆ZA、ラウェイで活躍したユリア・ストレアレンコら、日本人選手と縁のあるファイターが多数出場するなど、興味深いカードが並んでいる。
大会の模様は、日本時間2月6日(日)朝6時に開始予定のプレリムがUFC公式サイトおよびYouTube公式チャンネルにてライブ配信されるほか、UFC FIGHT PASSでプレリムを含め、9時開始予定のメインカードもライブ配信される。