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【RIZIN】3連勝中のアキラがボンサイ柔術の鈴木琢仁と対戦、「失神させる」(アキラ)「腹パンで悶絶させる」(鈴木)=2月23日(水・祝)エコパアリーナ

2022/02/02 19:02
 2022年2月2日(水)都内にて、RIZINが『SPASHAN HPS presents RIZIN TRIGGER 2nd』(2月23日・エコパアリーナ)および『+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.2』(3月6日・会場非公開)の2大会の対戦カード発表記者会見を行った。  すでにクレベル・コイケvs.佐々木憂流迦、加藤ケンジvs.倉本一真、新居すぐるvs.山本空良の3カードが発表済みの2.23「TRIGGER 2nd」では、3連勝中のアキラがボンサイ柔術の鈴木琢仁と71.0kg契約で対戦するなど、新たに8カードが発表された。  石渡伸太郎 塾長のもとで練習を積むアキラはバナナを愛するマッチョなゴリラキャラでMMA16勝8敗4分。五味隆典の一番弟子として、久我山ラスカルジムで総合格闘技を始めると、修斗でプロデビュー。2013年からはPANCRASEに参戦し、ライト級で活躍後フェザー級転向初戦で現王者のISAOに判定負け。2020年10月には元フェザー級王者の田村一聖に2R KO勝ち。21年5月には、元・修斗世界ライト級王者の松本光史に3R TKO勝利。  2021年10月の「RIZIN.31」で元UFC・ONEの阿部大治に2Rノースサウスチョークで一本勝ちしている。  対するボンサイ柔術の鈴木は地元・浜松から参戦。柔術を軸に民族格闘技も採り入れた独自の動きで頭角を現すと、2016年ネオブラッド・トーナメントフェザー級優勝。DEEPでは2019年に2連勝後、2020年8月に大原樹里に1R TKO負け。10月にエゼキエル・レバナに判定勝ち後、後にライト級暫定王者決定戦に進んだ大木良太にスプリット判定負け。2021年6月に石塚雄馬に判定勝ち。2021年10月の前戦では北岡悟に3R、ヒザ蹴りからのパウンド でTKO勝ちしている。  会見に出席した鈴木は「今をときめくボンサイ柔術所属、ボンサイ柔術茶帯、そしてボンサイ柔術日本人最強(関根さんを除く)鈴木琢仁です。今回RIZIN初参戦させていただくことになります。ボンサイ柔術で培った寝技、柔術をお見せしたいと思います」と挨拶。対するアキラは「今回このようなカードを組んでくださった関係者の皆様、本当にありがとうございます。僕に失神KOをさせるために鈴木選手という弱い選手と組んでくださったこと本当にありがとうございます。鈴木選手もわざわざ今回、失神するためだけに出て来てくださりありがとうございます。ちゃんとタップしてくれれば離すので安心してください」と挑発した。 (写真)鈴木はアキラの大好物であるバナナを持参し、目の前で食べるパフォーマンス それを聞いた鈴木は「どうやらアキラ選手は失神KOにこだわっているようなので、僕は逆に腹パンで失神、いや悶絶KOさせてやろうかと思います」と、YouTubeで様々な選手の“腹パン”を受けても平気な顔をしてバナナを食べるキャラクターである“腹パン最強”のアキラを腹パンで倒すと宣言。アキラは「受けて立ちましょう」と答えた。  両者は同時期にパンクラスで試合をしており、印象を聞くと鈴木は「僕も昔はパンクラスでやっていたんですが最近は離れていたので最近のアキラ選手の活躍はあまり見れていなかったですね。で、RIZINに出て、その試合を見たくらいですね。その時の相手の選手も凄い強い選手なので、その時に自分の試合も同じ期間にあったのであまり注目はしてなかったんですけれど、ある意味大番狂わせと言えるくらいのものですよね。なのでビックリしました」と、昨年10月のRIZINで現DEEPウェルター級暫定王者の阿部大治にアキラがノースサウスチョークで勝利した試合には驚いたとした。  アキラは「パンクラス時代の鈴木選手はフェザー級でしたかね。で、DEEPに行ってライト級になったんですかね。DEEPでの試合は何試合か見させてもらって。スタミナもフィジカルもある最後まで頑張れる選手ですけれど、途中で失神するので関係ないと思います」と、あくまでも失神させるとする。  鈴木は「昨日ちょうどクレベルに冗談で、会見でチャンピオンに挑戦すると言えと言われて(笑)。でも普段練習で王者のサトシ先生に挑戦しているようなものなので、そこでRIZINに出たからといってすぐにサトシ先生に挑戦するなんて言ったら破門になってしまうのでそんなおこがましいことはないです。他のライト級の選手にサトシ先生とやる前に僕を倒してみろと言われる立ち位置にいれればいいかなと思います」と、師であるRIZINライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザの“門番”的な存在になりたいという。  北岡に勝ったことは自信になったかと聞かれると「前回10月に北岡選手というレジェンドと試合をして勝つことが出来て。キャリアの中でも大一番で勝つことが出来て自信になりました。ただ、今回のアキラ選手は僕のキャリアの中でもさらに強い一番強敵と言っても過言ではないと思うので、そこでさらに自信をもって臨みたいと思います」と、アキラは北岡よりも強敵だと見ているとした。  また、『TRIGGER』という選手の育成・再生、そして地方の活性化というテーマのある大会に出ることをどう思うかとの質問には、「今回静岡で開催ということで僕の地元で、ある意味地元カードというか。僕の地元だから組んでいただいたという点もあると思うので、今回しっかり勝って次の大会にも呼んでいただけるようにしたいですね」(鈴木)、「地方開催というところもあると思うので、そこで選手たちが盛り上げて地方ももりあげていけたらいいと思います」(アキラ)とそれぞれ答えた。
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