朝倉未来が目指す、クレベルへのリヴェンジ、そして対世界にはどんな選手がいるのか(C)ゴング格闘技/Bellator/RIZIN FF
朝倉未来(トライフォース赤坂)が、Bellatorとのフェザー級対抗戦を希望した。
大晦日のRIZINで斎藤裕(パラエストラ小岩)との再戦で判定勝ちし、リベンジを果たした朝倉は「RIZIN CONFESSIONS #91」で、斎藤とのリング上での会話で「『短い期間で試合を受けてくれてありがとうございました、またやりましょう』みたいなことを言いました」と、3度目の対戦がありうることを示唆。
「斎藤選手がやりたいと言って、求められたら全然やってもいいですよ」という朝倉は、その理由について、「一応1勝1敗だし、あと一番思ったのは、もう2度と負けないなと思いました、はっきり言って」と、3戦目があったとしても返り討ちにする自信があることを語っている。
一方の斎藤も本誌の取材に、「3戦目……どういったストーリーが、2人がどういう戦いを続けていくかも大事ですが、王座戦になれたらいいのかな」と、牛久絢太郎に奪われたフェザー級のベルトを奪還して、王座戦として朝倉とのラバーマッチを行いたい考えを示している。
「もう1回あると思います。その方が面白くないですか」と笑顔を見せた斎藤。果たして、2022年にどんな形で再起に臨むか。
2022年7月15日に30歳を迎える朝倉は、かねてより「2022年は一番頑張らなきゃいけない年」と公言している。「終わりが近いって事ですよ、僕の。後悔が無いようにやっておかないと」という大晦日の勝者にとって、やり残していることは、もう一つのリベンジと、世界への挑戦だ。
試合後の会見でも言っている通り、「クレベル選手とやりたいです。それ以外やりたい選手はいないですけどね。クレベル選手か、Bellatorと対抗戦やりたいです」という朝倉は「対抗戦」という形での対世界を希望した。
「フェザーで斎藤選手、俺、クレベル選手、3対3とかであっちと戦いたいですね。AJマッキー、ピットブルでしょ。面白いですよね。負ける気しないですけどね、俺は。そっちのほうがモチベーション上がりますね。日本の代表になれるっていうのは、ちょっとまた違ったモチベーションになりますね」