【Krush】「気持ちを出して」勝利したチャン・リー「まだ強くなれると確信した」

　2022年1月28日(金)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.133』の一夜明け会見が、29日（土）都内にて行われた。 　唯一の女子マッチとなった第4試合のKrush女子アトム級3分3R延長1Rで、Kiho（TeamK.O.Garage）をアグレッシブなファイトスタイルで判定3-0（30-28×2、30-27）で降したチャン・リー（K-1ジム五反田チームキングス）が出席。前夜の試合を振り返った。 「試合を振り返って、試合が終わった直後のその時にしか感じられない経験値を秋元トレーナーたちと試合が終わってすぐ後に話し合って整理して。家に帰って動画を見た時にまだ強くなれると確信しました」 　勝因は「前の敗戦（2021年11月、山田真子に判定負け）で感じた気持ちを出せなかった部分を意識して、練習から気持ちを出すように練習に取り組んできました。気持ち出さないと技術にもつながらないし、KO決着の試合にもつながらないと思ったので、不完全燃焼にならないようにまずは気持ちを出していった結果だと思います」と、気持ちを出すことをテーマに戦ったことだとした。 　試合前に、自分に勝つことを意識すると話していた理由を聞かれると「自分に勝って会場に飲まれない、相手に飲まれないとか、練習で出来たことが試合で出せないのは自分に負けていることなので自分に勝つという感じです」と、練習でやってきたものを出すことだと答えた。 　それを意識したきっかけは「日々の練習とトレーナーやジムの選手たちからもアドバイスをもらって気付いた感じです」だという。 　2月20日（日）東京・後楽園ホールで開催される『Krush.134』では、王者・菅原美優（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）vs優（NEXT LEVEL渋谷）を筆頭に女子アトム級の試合が3試合行われる。ライバルたちを意識していたか、との質問には「2月にアトム級の試合がたくさんあるのは意識していて、自分がまずKOして目立ちたかったんですが、KOは出来なかったんですが勝ち星でここにいられることはよかったと思っているし、だからこれからもアトム級の選手として勝ちをあげていきたいと思っています」と、ライバル意識を燃やした。 　そして「試合して負けた選手たちにリベンジしたいし、王者の菅原選手も追い越していきたいと思っています。自分を信じている人はこれからも応援お願いします」と、勝ち上がっていきたいと意気込んだ。