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【ONE】ビビアーノvs.リネカーの大会に猿田洋祐、長谷川賢が出場、難敵と対戦=2月11日(金)シンガポール

2022/01/25 18:01

猿田は澤田を降したバラートと、長谷川は11勝無敗のラマザノフと対戦

▼ONEストロー級 5分3R
猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS)
グスタボ・バラート(キューバ)

 また、日本からは、元ONEストロー級世界王者の猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS)と、元ミドル級世界王座挑戦者の長谷川賢(THE PAN DEMONIUM)の出場が決定。猿田はグスタボ・バラート(キューバ)と、長谷川はムラド・ラマザノフ(ロシア)と対戦する。

 ONEストロー級の猿田は、半年ぶりの再起戦。2017年10月に修斗世界ストロー級王者となった猿田は、2018年12月からONEに参戦。いきなり元ONE世界ストロー級王者アレックス・シウバを判定で破ると、2019年1月に王者パシオと初対戦。猿田がスプリット判定で勝利、ONE世界ストロー級王座を獲得した。

 しかし、3カ月後の2019年4月のダイレクトリマッチで、パシオに4R KO負けで王座陥落。その後、2019年10月にPANCRASE王者・北方大地に2R TKO勝ち。2020年9月に内藤のび太に判定勝ちで2連勝。2021年9月にパシオとの3度目の対戦も、1Rに右ストレートを浴び、左右ラッシュからパウンド連打でTKO負け。戴冠はならなかった。MMA21勝10敗3分。

 対するバラートは、MMA9勝4敗。グレコローマンレスリングのオリンピアで、2012年のロンドン五輪グレコローマンレスリング55kg級準々決勝進出、パンアメリカン・グレコローマン・レスリング3度王者の戦績を持つ。ONE参戦後、和田竜光、チャン・ロタナ、ロビン・カタランと強豪相手に3連敗を喫したが、ATTに所属し、2021年7月に澤田龍人に判定勝利。ONE初白星を掴んでいる。

 自身より10cm低い相手と戦う猿田は、グレコのみならずダブルレッグテイクダウンや、サウスポー構えからの左の強打も持つバラートを相手に、持ち味を出せるか。進境著しいバラートは難敵となりそうだ。

▼ONEウェルター級 5分3R
長谷川 賢(THE PAN DEMONIUM)
ムラド・ラマザノフ(ロシア)

 ONEウェルター級のラマザノフは、UFC世界ライト級王者ハビブ・ヌルマゴメドフと同じダゲスタン出身ファイター。2014年のプロデビューから、現在まで11戦全勝。2020年2月のONEデビュー戦でベ・ミョンホを1R TKO。2020年11月には手塚裕之に判定勝ち。2021年12月の前戦では、ゼバスチャン・ カデスタムを終始コントロールし、判定勝ちで無敗記録を更新している。

 ザ・ワンTV、グラップリングのPROGRESSも率いるなどプロデューサー的な仕事もこなす長谷川は、2019年3月のアウンラ・ンサンとの再戦以来、約3年ぶりのファイターとしての復帰戦。ONEウェルター級(※83.9kg)で、“怪物”ラマザノフを相手に、2018年2月のDEEPでの林源平戦以来の白星を掴むことが出来るか。

 さらに同大会では、ONEフライ級ムエタイ注目のジョナサン・ハガティー(英国)とモンコルペット・ペッティンディーアカデミー(タイ)の対戦や、MMA女子アトム級のジェネリン・オルシム(フィリピン) vs. ジヒン・ラズワン(マレーシア)、リン・ホーチン(中国) vs. ビー・ニューイェン(米国)なども組まれている。

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