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【RISE】スーパーフェザー級暫定王者の一馬が元WBA世界王者テーパリットと対戦、拓也vs京谷祐希も決定

2022/01/25 13:01
 2022年2月23日(水・祝)東京・後楽園ホール『RISE 155』の対戦カード第二弾が発表された。  RISEフェザー級暫定王者の一馬(MONSTAR GYM)が登場、SuperFight! スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1Rでテーパリット・ジョウジム(タイ/JOE GYM)と対戦する。  一馬は中学時代に野球で日本代表になった経歴を持ち、海上自衛隊・航空士として体力測定で全隊員中トップの成績を収めたという身体能力を持つ。早くからYouTuberとしても活動していた選手で、2018年6月にはボクシングからキックボクシングにカムバックした白鳥大珠の復帰第一戦の相手を務めた(1Rで白鳥がKO勝ち)。その後は竹内皇貴を初回KO、前口太尊を3RでKO、ノラシンを初回KOと3連続KO勝ち。スーパーフェザー級王者チャンヒョン・リーへの挑戦が決定していたが、コロナの影響で王者が来日できず、2021年10月に石月祐作との暫定王座決定戦が行われ、大激闘の末にTKO勝ちで一馬が王座に就いた。戦績は13勝(7KO)6敗3分。  三日月蹴りと、相手のアゴを三日月蹴りで蹴る“上弦ノ三日月”を得意とする。1年に1~2試合しかしない“RISEのレアキャラ”でもある。  テーパリットはムエタイで200戦以上を経験し、160勝を収めてボクシングに転向。2011年に世界初挑戦でWBA世界スーパーフライ級暫定王座に就いた。同年12月には亀田大毅の挑戦を受け、判定勝ちで初防衛に成功。2012年4月には正規王者の清水智信にTKO勝ちして王座統一。同年9月には名城信男の挑戦も退けた。同年12月、河野公平に敗れて王座を失い、現在は大阪に住んでおり、キックボクシングの試合に出場。2019年5月にはABEMAの番組企画『那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円』に出場し、那須川と3Rのボクシングルールで拳を交えた(勝敗なし)。2021年7月にはRISEで鈴木真彦と対戦して判定まで粘ると、11月にはRIZINに参戦して市村大斗を2Rに右オーバーハンドでKOしている。  ノラシンに続いて2度目のタイ人選手との対戦となった一馬。テーパリットのボクシングテクニックか、一馬の蹴り技か。  バンタム級(-55kg)3分3R延長1Rでは、同級5位・拓也(S-ROUND)vs同級7位・京谷祐希(山口道場)が決定。  拓也は2016年RISING ROOKIES CUPバンタム級優勝の実績を持ち、2017年6月から2019年3月までは破竹の6連勝。2019年11月に津田鉄平、2020年1月にはイ・スンヒョンに連勝するも、2020年11月に拳剛に初回KO負け、2021年10月に良星に判定負けと連敗中。1月大会で寺山遼冴との試合が組まれていたが、寺山の欠場で試合が中止となっていた。戦績は15勝(2KO)5敗。  京谷は強打と当て感の良さで連戦連勝。2010年に『DEEP☆KICK』で皇治と対戦し、当時無敗だった皇治に初黒星を付けた。2012年6月には『Krush』で武尊と対戦し、当時5戦5勝の武尊からダウンを奪った末にドクターストップでTKO勝利、武尊にプロ唯一の黒星を付けている。2016年10月には『HOOST CUP』にて玖村修平からも勝利を収めるなど実力者ぶりを発揮した“伝説の壊し屋”。その後、怪我のため試合から離れたが2019年9月のRISEで約3年ぶりに復帰。2021年は5月に寺山遼冴と引き分け、7月に川上叶に判定負け、11月の植山征紀戦では偶発的なバッティングで負傷判定による勝利とすっきりしない試合が続いており、そろそろ本領発揮といきたいところだ。戦績は17勝(10KO)8敗2分。
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