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【K-1】第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメントの全出場選手&組み合わせ決定、NJKFから一航が参戦

2022/01/24 19:01
【K-1】第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメントの全出場選手&組み合わせ決定、NJKFから一航が参戦

(左から)金子、黒田、璃明武、一航、中村プロデューサーを挟んで、玖村、鬼山、佐々木、内田の8名で王座が争われる

 2022年2月27日(日)東京体育館で開催される2022年の第一弾大会『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』の対戦カード発表記者会見が、1月24日(月)都内にて行われた。

「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」の全出場選手とトーナメント組み合わせが発表された。

 12月21日の第一弾対戦カード発表会見で出場が決まっていた第6代Krushスーパー・バンタム級王者・玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)、第3代Krushバンタム級王者・金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)、第5代Krushバンタム級王者・佐々木洵樹(POWER OF DREAM)、現Krushスーパー・バンタム級王者の璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)の4名に加え、青コーナーの4名が決定。


 金子と1回戦第1試合を争うのは黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)。2018年5月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、林勇汰、森坂陸、蒼士、椿原龍矢、小倉尚也らと対戦して2勝5敗1分。前戦は5月に晃貴と延長Rまで戦い、判定2-1で惜敗した。2021年8月・10月に行われた「第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」では準決勝に進出するも、璃明武に判定で敗れている。戦績は5勝10敗1分。身長174cmは8人の中で最長身。


 璃明武と1回戦第2試合で対戦するのは一航(新興ムエタイジム)。2019年4月の『BOM』でWMC日本バンタム級王座、11月の『NJKF』でNJKF同級王座を獲得して高校生二冠王者を達成すると、2020年9月にはINNOVATION三階級王者の岩浪悠弥とWBCムエタイ日本統一王座を懸けて対戦。チェアマン判定で王座を獲得して三冠王となった。2021年2月にはRISEに参戦して大崎一貴と対戦、判定2-0で敗れるも大崎を蹴りで苦しめている。戦績は14勝(3KO)3敗2分。


 玖村と1回戦第3試合で対戦するのは鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)。岡山県出身で「鬼に育てられた桃太郎」というキャラクター設定なのだという。2020年11月の『Super Bigbang』にてMA日本キックボクシング連盟スーパーバンタム級王者・戸井田大輝を破りBigbangスーパーバンタム級王者となった。Krushでは2020年1月に桑田裕太、7月に蒼士と連続KOを飾っていたが、2021年3月のK-1で金子晃大にKO負け。2021年8月・10月に行われた「第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」では決勝に進出したが、璃明武にKOで敗れた。戦績は6勝(2KO)3敗。


 佐々木と1回戦第4試合を争うのは内田晶(チーム・タイガーホーク)。2014年12月からKrushに参戦するも引き分けを挟んで4連敗。2021年5月大会で三井大揮を3R3分ちょうど、右ストレートでKOすると、8月・10月に行われた「第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」に出場。1回戦で優勝候補の一角と目されていた小倉尚也を判定で破る番狂わせを起こしたが、準決勝で鬼山に判定3-0で敗れた。戦績は3勝(2KO)5敗1分。

 当初、同トーナメントは外国人選手4名を加えて行われる予定だったが、1月11日に日本政府より「外国人の新規入国の禁止が2月末まで延長」が発表されたため、外国人選手の招聘を断念することに。そのため、中村拓己K-1プロデューサーは追加4選手は日本人選手・日本在住外国人選手から選出されることを発表、「K-1・Krushに参戦経験がなくてもトーナメントに興味がある選手も募集したい。我々にコンタクトをとってもらえれば、実績・戦績・契約状況を判断材料としてトーナメント出場の候補選手として考えたい」と他団体からの参戦も呼びかけていた。


 会見で中村プロデューサーは「幅広く募集してたくさんのジム・選手から名乗りを上げてもらえました。その中で実績・キャリア・ファイトスタイルを基準に判断して、3つのベルトを持っている一航選手に参戦していただく形となりました」と、まずは他団体から名乗りを上げた一航の出場を決定。

 続いて「Krushの同じ階級のベルトを懸けたトーナメントの実績を踏まえ、この3選手にオファーして決まりました。K-1・Krushの選手層が厚くなってきたからこそこんなメンバーが揃えられたと思います」と、「第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」で準決勝に進出した3人を選んだと説明した。


 また、トーナメント・リザーブファイトとして永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs愛瑠斗(健成會)も決定。

 永坂は全日本テコンドー選手権大会2連覇(最優秀選手賞)、全九州テコンドー選手権大会7回優勝とテコンドーでの実績を残してプロに転向。2018年11月にKHAOSでのKO勝ちでプロデビューを果たすと、4勝(4KO)3敗1分と勝利の全てをKO勝ちしている。現在2連続KO勝ち中。

 愛瑠斗は2020年10月のKrush-EXでプロデビューし、篠原広耀にタフファイトで判定勝ち。2021年2月のKrush-EXではカーフキックでしのをKO、5月のKrush本戦では光佑にもKOと3連勝を飾り、8月の「第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」に抜擢されたが、1回戦で鬼山に判定3-0で敗れている。

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