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インタビュー

【RIZIN】征矢貴と対戦、伝統派空手出身の川原波輝「一瞬で終わるんで、瞬きすんなよ」

2019/05/31 17:05
【RIZIN】征矢貴と対戦、伝統派空手出身の川原波輝「一瞬で終わるんで、瞬きすんなよ」

 2019年6月2日(日)兵庫・神戸ワールド記念ホールにて開催の『RIZIN.16』で、修斗の元ランカー・征矢貴(パラエストラ松戸)と対戦する川原波輝(総合格闘技スタジオSTYLE)が5月31日、大阪市内のホテルで事前インタビューを行った。

ともにRIZIN初参戦。川原波輝(総合格闘技スタジオSTYLE)は伝統派空手出身で、チーム・アルファメールでの中村優作との練習のなかで日拳スタイルも融合し、2019年3月の「DEEP 88 IMAPACT」ではストロー級王者・越智晴雄から右ストレートでダウンを奪うなど、DEEPストロー級王座まであと一歩という場面を作ってみせた。

DEEPでの惜敗から、RIZINデビュー戦となる今大会は階級を上げての参戦となるが、同じく打撃を得意とする征矢を相手に「バッチバチのドつき合いする」と、地元関西でのKO勝利を狙う。

川原「ストロー級で世界で戦ってみたい気持ちが強い」

――名前の「川原波輝」の由来は?

「本名です。自分の親父とオカンが海が好きで、オカンが妊娠しているときに海を見ていて波が太陽に照らされてキラキラ輝いているのが綺麗でつけられました」

――コンディションは?

「抜群ですね」

――対戦相手の征矢貴選手の印象を。

「固そうですね……。倒しきんのに固そうで気持ちも強いだろうし。それをいかに壊すかみたいな感じですね」

――神戸でどんな試合をしたいですか。

「自分が呼ばれたのは盛り上げろってことだろうから、征矢選手もKOが多いので、打ち合って倒しあえってことで理解しているので、僕はやる気満々で倒す気しかないですね」

――自身の持ち味は?

「自分はもともと52kgでやっていて、日本最速の階級ストロー級でやっていて、そのスピード感を見てほしいですね。今回の契約は59(kg)なんですけど、それでもスピードは一番速いと思うので。もっと階級を軽くしてもらえたらもっと速くなるし、一瞬で終わるんで、まあ、そこを見てもらえたら」

――DEEP代表という気持ちも?

「うーん、代表というよりかは、佐伯さんにはお世話になっていてここまで見てもらえたので。自分はDEEPなので……あんまり考えたことなかったなぁ(笑)。そう言われたらそうかもしれませんね。自分はDEEP代表なのかなって。まあ、そこは負けたくないですね。DEEP代表として」

――征矢戦で打ち合いを望む?

「みんなが求めているのははっきり言ってそれでしょう。両方ともKO率高いの当てられて、誰が寝技見たいねん? って僕は思う。エンターテインメントだし、多くのファンに観てもらうし、生きるか死ぬか、やるかやられるかの試合をみんな見たいんですよ。僕はそう理解しているんで、しっかりそれを遂行するだけですね」

――RIZINで自分の知名度を上げたい?

「うーん、できたらそうですね。何か自分が勇気とかパワーを与えられたらいいなと思います。それを与えられる人間になるために日々、修行している感じですね」

――伝統派空手出身というこですが、経歴は?

「小学生の時に全国ベスト8くらいは行きました。でもそこまでサエていたわけじゃないです。でも総合に繋がっているのでベースはそこですね」

――川原選手は計量でも見せ場がありますね(※デビュー時からスポンサーの下着会社のパンツを着用)。

「変わっているじゃないですけど、僕からしたら、いままでいろいろザワついたり、笑い声が聞こえたりしてたんですけど、僕、逆に最先端を行っていると思うので、何年後かにそれに気づくんじゃないかなと感じてますけど。明日も『何、アレ』となると思うんですけど、僕は大分、イケてると思っています。わかる人にはわかるんじゃないかなという感覚です」

――通常体重は?

「60くらいですね。もうほぼリミットなので、減量も何もなくて問題ないです」

――RIZINでこれから先については?

「ストロー級で世界で戦ってみたい気持ちが強くて。自分は通用すると思っているんで。ONEのベルトは欲しいですね。自分は若いうちにそこは目指したい。日本を盛り上げたいという気持ちもあるけど、先にそっちに行くのか……拾ってくれたのはRIZINなんで、まずここで自分の与えられた仕事は全うしたいと思います」

――いまはほかにお仕事は?

「無いです。これ(格闘技)一本です」

――テーマが「ドライアイ」というのは?

「ハハハ! 一瞬で終わるんで、瞬きすんなよと。最軽量のトップスピードを見せるので、瞬きした瞬間に終わるので、そうやって瞬きせんといておるとドライアイになるやろな、と(笑)」

石原夜叉坊 衝撃すぎて目が閉じられへんから、目薬が必要!

「そう。目を閉じられへんような」

――夜叉坊選手から見て、川原選手は?

石原夜叉坊 イケる。2階級近く上げて、それでいて一番ストロングポイントで戦える。そのスピード感や躍動感をホンマ楽しんでほしい。俺は体感してるから、練習で。やっと(川原が)みんなの前に立てってくれるんやと。楽しみです。

「(夜叉坊とは)ライフスタイルから一緒です。格闘技が仕事やから、アメリカにも行っているし、カフェ巡ったりごはん食べに行ったりしている。試合も自分が何をしたいか、一番理解してくれています」

川原波輝「夜叉坊とずっと相手のハメ方を考えてやってきた」

「(RIZIN初参戦で)感謝でしかない。一撃ぶちかましてMVP取りに行きます。俺が主役。それしか考えていない。(RIZINの印象は)エンターテインメント。(対戦相手の征矢貴の印象)固そう。(この試合に向けて)倒す為の練習をしてきた。たまたまガッチンコじゃなくて、考えて狙ってKOする練習。夜叉坊とずっと相手のハメ方を考えてやってきました。(格闘技を始めたのは)6歳から10年、伝統派空手。そこから25歳まで職業転々として、25歳から総合格闘技。普通の社会で生きにくいと思ってた所で、中村優作さん、石原夜叉坊に誘われて始めました。(憧れのファイターは)石原夜叉坊と中村優作と田中路教。(見て欲しいというポイントは)入場、刺青、華、パワー、スピード、会場の盛り上げ方、全部!!!!!!」

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