女子総合格闘技『DEEP JEWELS』で活躍する村上彩(フリー)が、今年の目標に肉体強化を掲げた。
村上は全日本柔術選手権2018茶帯ルースター級優勝&柔術アジア選手権2018茶帯ライトフェザー級優勝の実績を持ち、現在は黒帯(女子最速記録)の柔術家。2020年2月のアマチュアDEEP JEWELSで初MMAに挑み判定勝利したが、7月大会のオープニングファイトでは竹田有里に判定負け。
2020年10月のプロデビュー戦で須田萌里に判定勝ちすると、2021年9月にちびさいKYOKAを腕十字で極めて一本勝ち。10月にはAACCのベテラン玉田育子に1Rで同じく腕十字で勝利し、12月も古瀬美月に腕十字で1R勝利と3連続一本勝ちを飾って2021年を終えた。
また、趣味はコスプレで入場ではいつもコスプレを見せる“コスプレ柔術家”の異名も持つ。
身長150cm、体重45kgと小柄な村上だが、柔術で鍛えた身体は上腕、肩、腹筋、大腿部とかなりの筋肉量を誇る。細面の小顔とはかなりのギャップだ。
2022年初戦はまだ決まっていないが、トップの一角であった古瀬を崩しただけに、今後は強敵とばかりのマッチメイクが予想される。2022年は打撃とレスリングを強化し、「強くなって上手くなりたい。とにかくどんどんレベルアップしていきたいです」とさらなる強さを求めていくという村上。
自身のSNSでは「今年の目標!筋トレしてもっと筋肉つけます」と、プロテインを片手に微笑む画像を投稿。さらに肉体強化をして一本勝ちの山を築いていくことを目標に掲げた。