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【修斗】18歳史上最年少世界王者・西川大和が、1階級上のウェルター級で国内最高峰グラップラー山田崇太郎と対戦=3月21日(月・祝)後楽園

2022/01/11 10:01
【修斗】18歳史上最年少世界王者・西川大和が、1階級上のウェルター級で国内最高峰グラップラー山田崇太郎と対戦=3月21日(月・祝)後楽園

 2022年3月21日(月・祝)後楽園ホールで開催される「プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.2」にて“ウェルター級”の5分3Rで、西川大和(世界ライト級王者/西川道場)と山田崇太郎(同級世界3位/The Pandemonium)が対戦することが発表された。


 2021年、日本MMA界にとって大きな話題となったのが、現修斗バンタム級世界王者“スーパーノヴァ”平良達郎と、18歳で史上最年少世界王者に輝いた西川大和の「修斗Z世代」の2人。

 その一人、西川大和は、立ち技の試合でも活躍する二刀流の“北海道の野生児”。2020年に修斗初参戦を果たすと大尊伸光、マックス・ザ・ボディ等、一癖も二癖もある強豪を撃破。負けなしの快進撃を続け、2021年9月に川名TENCHO雄生の持つ世界タイトルに挑戦した。

 近代MMAでは不利と言われるガードポジションからの打撃で川名の顔面を破壊。見事史上最年少世界王者に輝いた。その戦い方の是非が業界全体で議論される程、話題となった西川だが、戴冠後の初戦となった2021年11月の「VTJ2021」で菅原和政と対戦。

 再び引き込む形となった西川は、パンチを被弾し右目を腫らすなどピンチもあったが、最後はリアネイキドチョークでタップを奪いフィニッシュ。勝利のマイクを握った西川は「青木さん、僕にMMAを教えてくださいよ」と解説席の青木真也へまさかの挑戦表明。その直後に青木がケージに乱入し、乱闘騒ぎにまで発展していた。

 そんな18歳の修斗世界ライト級王者の2022年初戦は、2試合連続のノンタイトル戦、しかも1階級上となるウェルター級での戦いとなった。

 その対戦相手は一筋縄ではいかない国内最高峰のグラップラー、世界ウェルター級3位“職業筋肉”の山田崇太郎に決定した。

 QUINTETでは「TEAM CARPE DIEM」のメンバーとして、FN2、FN4で活躍。チーム優勝に貢献し、2021年1月にはプロ修斗にも初参戦。“コンゴの怪人”グンター・カルンダに68秒、外ヒールフックで一本勝ち。国内トップグラップラーとしての実力を見せつけている。

 そんな山田がようやく迎える第2戦は、誰も想像がつかなかった1階級下の世界王者・西川との奇跡のマッチアップとなった。

 両者は、2021年1月のニューピアホール大会にともに参戦しており、山田がカルンダを極めた次の試合で、西川はマックス・ザ・ボディをバックマウントからのパウンドで2R TKOに降している。互いの試合を両者はどのように見たか。

 そして西川大和の階級アップの意図は? 青木真也戦へ向けて自ら試練を課しているのか? それとも更なるステージへの布石か? 見る者の想像を超える打撃と寝技のファンタジスタ同士によるドリームマッチ。西川は山田宗太郎を相手にしてもガードポジションからの打撃が可能なのか? 今年も“MMAのマイク・タイソン”西川大和から目が離せない。

 なお、同大会のチケットは、7日後に迫った1.16プロ修斗2022開幕戦にて先行発売される。

プロフェッショナル修斗公式戦

PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.2
2022年3月21日(月・祝)後楽園ホール
[開場]17:15[開始]18:00  ※開場中にオープニングファイト

【決定対戦カード】
▼ウェルター級 5分3R
西川大和(世界ライト級王者/西川道場)
山田崇太郎(同級世界3位/The Pandemonium)

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