MMA
インタビュー

【RIZIN】伊澤星花「スタミナ、体力があるから最初から攻めて行けた」×浜崎朱加「心配してくれる声が多いですが、元気です」

2022/01/05 17:01
 2021年12月31日(金)さいたまスーパーアリーナにて開催された『Yogibo presents RIZIN.33』で、女子スーパーアトム級ファイター、4選手が戦った。  ひとつは、RIZIN女子スーパーアトム級(49.0kg)王者の浜崎朱加(AACC)と、DEEP JEWELSSストロー級(52.2kg)王者の伊澤星花(フリー)の試合。  もうひとつは、50kg契約で、RENA(SHOOTBOXING/シーザージム)とパク・シウ(TEAM MAD)の試合だった。  女王・浜崎はノンタイトル戦で伊澤に2R2分50秒、パウンドによるTKO負け。4連勝中だったRENAは、山本美憂の練習パートナーのパク・シウに判定負けを喫した。  試合後、伊澤は浜崎とのタイトルマッチを希望。一方の王者・浜崎は「ノンタイトルで負けてるので、その意味はあると思っています」としながらも「ちょっとまだ次のこと考えられなくて」と今後について保留していた。  しかし、年明けに、「明けましておめでとうございます! 2022年も浜崎朱加らしく突っ走ります。今年もよろしくお願い致します! そして、年末は本当に沢山の応援ありがとうございました!! 心配してくれる声が多いですが、元気です」と、再起を誓っている。  序盤の伊澤の打撃からの組みに、バックに回られながらも得意のアームロックからのリバーサルで切り返した浜崎だが、2R、伊澤はギロチンから引き込み。左でオーバーフックし、手首を掴んで蹴り上げを当て、ハム・ソヒ戦同様に下からの三角に固めて、最後はマウント三角でヒジ・パウンドを落としている。  まずは、スーパーアトム級の大一番を、浜崎と伊澤はどう振り返ったか。試合後の一問一答を紹介したい。 伊澤星花「下からでも上からでも攻める自信がある」 ──試合を終えた率直な感想を。 「すごく嬉しいです」 ──対戦相手が浜崎選手とと聞いたときはどう感じていましたか。 「まだ、4戦しかしてなかったんですけど、“あ、浜崎選手と試合できるんだ”という嬉しい光栄な気持ちでした」 ──入場時にスキップしていました。どんな心境でしたか。 「『スキップする』と言っていたから、きれいにスキップするぞと思ったんですが、上手じゃなかったかもしれないので後で確認します(笑)」 ──どんなゲームプランでしたか。 「とにかく攻めるというのがひとつあって、寝技になったときに焦らないというプランでした。アームロックをすごく警戒していたのと、すごいステップが上手なので、つかまらなくても焦らないようにしていました」 ──警戒していたのは? 「極めに来る力はすごい強くて、試合前はそこで展開するのは難しい印象でした」 ──中盤から完封と言えると思いますが、ご自身では? 「そうですね。自分が練習でやってきたことは出せたのでよかったかなと思います」 ──経験や実績は浜崎選手が上回るなか、アグレッシブに戦いました。上回っていた部分は? 「自分の体力があるところがすごい上回っていて、体力があるからこそ最初からアグレッシブに攻めて行けました」 ──スタミナに自信? それともパワーが違う? 「スタミナが一番大きい要因です」 ──下になるポジションは蹴り上げがあることで、さほど警戒せずに下になってもいいと考えていましたか。 「そういうのは、それもあったかと思うのですが、そもそも寝技になったときに、下からでも上からでも攻められる自信があるので、あの引き込みの形になりました」 ──三角に固めてのヒジ、マウント三角でのパウンドで圧倒しました。強さの秘訣は? 「毎日、K-Clannで厳しい練習を乗り越えているので」 ──番狂わせという意見もあるなか、ご自身では当然の結果で、してやったりでしょうか。 「試合が決まるまでは厳しいかなと思っていましたけど、決まってからの練習で勝てるイメージを作ってやってきたので、試合で勝ったのは練習の成果かなと思います」 ──スーパーアトム級については? 「やっぱりストロー級の選手より身体がひとまわり小さいという印象があります」 ──あらためて試合を終えて、浜崎選手の印象は? 「すごく、やっぱり風格もオーラもあり、アームロックも強くて、やっぱりテレビで見ているような強い選手だなという思いです。極めて終わることができたので、これからも極めて、攻め続けられるような試合ができるように頑張りたいです」 ──2022年の目標を。 「DEEP JEWELSストロー級ベルトをしっかり守って、こっち側(反対の肩)にRIZINベルトをかけて、二冠王になりたいです」 ──いきなり国内トップの選手に勝利しました。今後RIZINで誰を目標にしたいですか。 「戦いたい選手は考えてないですけど、オファーがあれば誰とでもやりたいし、たくさん試合をしたいと思っています」 ──二冠王。次はタイトルマッチで再戦を望みますか。 「そうですね。もしオファーをくれるならば、二冠王になるための試合をしたいと思います」 ──いま何食べたいですか? 「ミルクレープを食べたいです」 [nextpage] 浜崎朱加「悔しい。ハム・ソヒ戦も変な癖であの形に入られてしまうことがよくある」 ──試合を終えた率直な感想を。 「悔しいですね。はい」 ──伊澤星花選手の印象は? 「思ったよりやっぱりできるというか。力も強かったですしトータルで強かったという印象です」 ──若手の勢いある選手に負けたことについてはどのように感じていますか。 「今は“悔しい”って言葉しか出てこないですが、新しく強い選手が出てきたと思いましたね」 ──今後の展望をどのように考えていますか。 「ちょっとまだ次のこと考えられなくて……。とりあえずちょっとゆっくり休もうかなという感じです」 ──ゲームプランは? 「プランはあんまり立ててなかったんですけど、タックル。タックルに来たじゃないですか。(タックルに)来たら、その都度切ってっていう感じのプランでしたね」 ──途中からその歯車が狂ったのでしょうか。 「クラッチが結構強くて剥がせなかったのもあって、相手の下からの蹴り上げが効いちゃったっぽくて、ちょっとぼーっとしちゃったというか、そういうところがあります」 ──それ以降、思うような動きが出来なくなってきた。 「うーん……、そうですね、それだけではないと思うのですけど、自分の思った動きができなかったのもあります」 ──明日はどんな気持ちに? 「明日?(苦笑)明日になったらもっと悔しいと思います、多分」 ──伊澤選手は「次はタイトル戦を受けてもらえたら」と語っています。 「ノンタイトルで負けちゃってるので、その意味はあると思っています」 ──三角に固められた体勢でパンチもらっていたときの被弾具合は? 「全然効いてなかったです、パンチは。動けなくなっていたので止められたと思うけど、効いてはいなかったです」 ──あの動きは想定外? 「想定内ですね。ハム・ソヒ戦もそうですが、変な癖であの形に入られてしまうことがよくあるので……想定内ではありました」 ──その悔しさは今後に燃える材料になりますか。 「うん、そうっすね。まあでも、悔しい……、ちょっと休まないと分からない。先のことは考えられない。すみません」 ──キャリアの浅さからくる、粗さのようなものは感じましたか? 「粗さは感じなかったですね。要所要所でうまいなと思ったし。うん。強い選手だなと思いました」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.320
2022年5月23日発売
那須川天心×武尊の『まるごとTHE MTCH 2022』大特集! 野杁正明×海人の頂上決戦ほか注目カードを徹底取材。「どうしたら日本は勝てるのか?」特集も。
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連する記事