サッカーキックによるフィニッシュという最高の形でデビュー戦を勝利で飾った三浦
2021年12月31日(金)さいたまスーパーアリーナにて開催された『Yogibo presents RIZIN.33』の大会終了後、榊原信行RIZIN CEOが大会総括を行った。
その中で榊原CEOは前半戦で「圧倒的に印象に残ったのは三浦孝太ですね。素晴らしかったです」と、第1試合のRIZIN MMAチャレンジルールでYUSHI(Potencial GYM)にサッカーキックからの右ストレートでTKO勝ちしてデビュー戦を飾った三浦孝太(BRAVE)の名を挙げた。
「YUSHIも素晴らしかったですけれど、お互いデビュー戦、三浦孝太に至っては人と戦うことが今日、本当に初めての日。必ずしもトップアスリートたちの戦いが本当に多くの人たちの心をつかむわけではない。みんなが見たいのは戦いを通じてその中にある、それぞれのドラマに心を揺さぶられるわけですよね。だから三浦カズ、奥さん含めてそこに自分の子供とか、親子関係とかをオーバーラップさせていろいろなご家族の方が見ていただいたのではないかなと思っています」と、お茶の間のファミリー層にも届く試合だったのではないかと評した。
続けて「孝太に至っては素晴らしいデビュー戦でしたので、TRIGGERのエースにするべく、コンスタントに、何よりも実戦が最も強くなる早道だと思うので宮田コーチとも話をして早いタイミングで2戦目をTRIGGERとかで組めたらいいなと思っています」と、RIZIN第3のシリーズとして2021年11月に初開催された『RIZIN TRIGGER』のエースにする構想を明かす。
TRIGGERの大会テーマは選手たちの再生・原点回帰、新しい選手の発掘と育成、そして地域の活性化。この大会はリングではなくケージで行われる。
すでに第2回大会が2月23日(水・祝)静岡のエコパアリーナで開催されることが発表されており、この大会で三浦の2戦目が組まれることが濃厚だ。