斎藤とのリベンジ戦を振り返った朝倉未来
2021年12月31日(金)さいたまスーパーアリーナにて開催された『Yogibo presents RIZIN.33』の第14試合で、斎藤裕(パラエストラ小岩)に判定3-0でリベンジに成功した朝倉未来(トライフォース赤坂)が試合後インタビューに答えた。以下、質疑応答の全文。
「いろんなプレッシャーがあったのでホッとしました」
――試合が終わっての斎藤選手への気持ちは?
「斎藤選手はやっぱり強い選手だなと思いましたし、僕もそうですけれど短い期間のオファーで盛り上げるために出てもらったので感謝しています。やっぱり強い選手だなと思いました」
――煽りVでも100%勝つと言っていたが?
「これ以上できないくらい努力してきたので、自分に言い聞かせていた感じですね」
「とりあえずフェザー級の頂点に立ちたいですね」
――この半年間で新たに取り組んできたことは試合にどう出たか?
「打撃で言うとミット打ちを毎日ずっと続けてきたんですが、打撃がコンマ何秒か速くなって、近い距離に自信が持てたということでプレッシャーが強くなりましたね。カウンターも入りやすくなったし。自分から入れることも増えた。ウエイトトレーニングは、スパーリングは組み技中心にやってたので組み力の自信がついて強くなりましたね」
――勝敗を分けた大きなポイントは?
「カウンターの右フックが入ったことと、壁の展開でずっとその場にいずに僕が投げを使ってバランスを崩したりとか(展開を)変えたことですね」
――コンマ何秒か速くなったというのが、相打ちの時の右フックが当たったことにつながる?
「全体的に速くなったと思います。スパーリングだけやっていた頃とは全然違うなと。タイミングが変わるんですよ」
「骨が浮いちゃっているみたいなので病院に行こうかと思います。折れてはいないです」
――2Rにニヤっと笑った時の心境は?
「距離をもう半歩近付けようとして、斎藤選手のパンチをもらった時にこれは倒れないなと分かったので、もらってもいいからもう半歩詰めて殴り合いになるぞってところで笑ったのかもしれないです」
――2022年の試合はいつ頃にどんな相手とやりたい?
「RIZINのスケジュールが発表されてなくていつあるか分からないですが、別にいつでもいいし、誰でもいいですね。できればクレベル選手か牛久選手とやりたいですね」
――LANDMARKやケージのTRIGGERなどがあるが、どこでやりたい?
「何でも大丈夫ですね。金網は毎日やっているし、リングも大丈夫。誰でも何でもいいです」
――来年フェザー級のグランプリがあるかもしれない。参加を要請されたら?
「やる必要なくないですか? 強い選手分かってますよね。斎藤選手と俺がやっていて、ここからトーナメントをやる必要はないと思います」
――2月のLANDMARKで試合が決まった平本蓮選手とSNSでやり合っていますが、対戦する可能性は?
「平本試合決まったんですか? いやいや平本とはやりたくないです。プロレスをやっているだけで。レベルが違うので。でも平本は面白い存在だと思っていて、日本の格闘技を盛り上げてくれる重要な人だと思っているので試合が楽しみですね」
――悪夢を見たと言っていたが?
「体重が、試合が決まったのが12月6日で。その時が76.5kgだったんですよ。だけどやるしかないし、68kgでやったら騒がれちゃうし、斎藤選手は66kgでやらないといけないし。10.5kgの減量で。毎日凄い運動量と少ない食事で過ごしてきたんですけれど、計量失敗は格闘家の終わりだと思うので、そこの夢を見ましたね。3日前なのに残り10kgみたいな夢を見ました」