RISEフェザー級王者・工藤が強敵フェレイラを迎え撃つ
2019年7月21日(日)エディオンアリーナ大阪『RISE WORLD SERIES 2019 Semi Final Round in OSAKA』の追加対戦カードが発表された。
RISEフェザー級王者・工藤政英(新宿レフティージム)が、タリソン・ゴメス・フェレイラ(ブラジル)と対戦する。
工藤の三種の神器のひとつ、キモローキック
工藤は昨年6月に王者となったが、その後はワールドクラスの相手に3連敗。復活をかけて臨んだ5月19日の『RISE 132』でタリック・トッツ(イタリア)をKOで破り、連敗を脱出してWORLD SEIRES-58kgトーナメントのリザーブ権を獲得した。
スアキムを2度ダウンさせ、大雅をKOしたフェレイラのスピードのあるオーバーハンド
フェレイラは3月のWORLD SEIRES-58kgトーナメント1回戦でスアキムから2度ダウンを奪って追い詰めたが逆転KO負け。しかし4月のRIZIN横浜大会では大雅を2RでKOしている。荒々しいハードパンチが武器だ。
フェレイラは「クドウは尊敬するファイターだが特急列車のように轢いてやるよ。目が覚めたら試合が終わっているだろう」と強気なコメント。対する工藤も「タリソン選手とはスタイル的に噛み合う面白い試合になると思います。RISE王者として、絶対に負けられない試合です。KOで仕留めるので楽しみにしてください」と2連続KO勝利を宣言。
果たして工藤の三種の神器、キモジャブ・キモローキック・キモボディブロー(キモはキモいフォームから名付けられた)は、強打のフェレイラに通用するか。
そしてRISE初参戦となる“怒突き合いお兄ちゃん”ことNKBライト級王者・髙橋一眞(真門ジム)がRISEライト級トップファイターの前HOOST CUP日本スーパーライト級王者・麻原将平(パウンドフォーパウンド)と激突。
両者は5月26日に開催された『ホーストカップ』名古屋大会でそろってKO勝利を収め、勢いをつけての参戦となる。
高橋は日本キックボクシング連盟の看板・髙橋三兄弟の長兄で、その異名通り常にド突き合いのファイトを展開。16勝のうち13勝がKOという倒し屋だ。今回はヒジ打ちなしのルールに初挑戦する。
対する麻原は正道会館空手出身で、長きにわたってRISEライト級のトップランカーとして活躍。『K-1 WORLD MAX』にも出場経験のある2008年プロデビューのベテラン選手だ。ローキックと飛びヒザ蹴りを得意とし、近年はK-1ヘビー級で活躍した武蔵の指導を受けてさらなる成長を遂げている。
また、参戦が発表されていた現DEEP☆KICK-60kg王者の中村寛(BKジム)は、2月の後楽園大会で篠塚辰樹と熱戦を演じた英雄伝説2017年-60kg級アジア王者Ryuki(RKS顕修塾)と激突。
4月26日の新宿FACE大会でRISEフェザー級10位・津田鉄平を大差の判定で破り、ランカーとなった門口佳佑(EX ARES×GROWTH)は、昨年のバンタム級新人王・山田直樹(KSS健生館)と、出身が大阪であるTRY HARD GYMの利川和希はNJKFスーパーフェザー級4位・佐藤亮(健心塾)と対戦する。
<決定対戦カード>
▼RISE WORLD SERIES -58kg契約 3分3R延長1R
工藤政英(新宿レフティージム/第3代フェザー級王者)
タリソン・ゴメス・フェレイラ(ブラジル/Champions Factory/SAIKYO GP優勝)
▼ライト級(-63kg)3分3R延長1R
麻原将平(パウンドフォーパウンド/同級3位、前HOOST CUP日本スーパーライト級王者)
髙橋一眞(真門ジム/第15代NKBライト級王者)
▼-61kg契約 3分3R
Ryuki(RKS顕修塾/英雄伝説2017年-60kg級アジア王者)
中村 寛(BKジム/DEEP☆KICK-60kg王者)
▼フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
門口佳佑(EX ARES×GROWTH/フェザー級9位、那須川天心挑戦者決定トーナメント優勝)
山田直樹(KSS健生館/バンタム級12位、2018年RISING ROOKIES CUPバンタム級優勝)
▼スーパーフェザー級(-60kg)3分3R
佐藤 亮(健心塾/NJKFスーパーフェザー級4位)
利川和希(TRY HARD GYM)