魔裟斗が自身のYouTubeチャンネル『魔裟斗チャンネル』を28日(火)に更新。ついに決定した那須川天心(TARGET/Cygames)vs武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)について語った。
まず、魔裟斗は両選手が6月の対決までに試合を挟むことを危惧する。「そこで挟んで怪我をするのが一番怖いパターン。(武尊は)拳やる可能性ありますからね。前の試合から1年3カ月でしょう。武尊くらいのキャリアになれば俺はやらなくても大丈夫な気もするけれどね。(那須川は大晦日と4月に決まっている)それの方がキツいよね」
58kgの契約体重については「55kgの天心が一番強い。速いし。武尊はギリギリかなって」と、武尊にとってはギリギリ譲れるラインだったのではないかと推測。
体重よりも、魔裟斗はラウンド数が最もこの試合のカギを握ると指摘する。
「問題はラウンド数だね。3Rであれば天心がものすごい有利。5R、もしくはもっと長い7Rとか8Rとかでもしやったら武尊が有利。これ、ラウンド数が非常に重要だね。やっぱりスピードでいえば天心の方が速いから、3Rであればポイントアウトされる可能性が高いね。ただ5Rとか長丁場になればなるほど武尊のプレスっていうのは俺は世界一強いと思っているから、この階級で60kgとか。あのプレッシャーをかけていって1R2Rで捕まえられなくても後半になったら絶対に捕まえられるから。そこまで天心の攻撃を被弾しなければね。被弾しないでプレッシャーをかけていってしっかりと相手の攻撃はブロッキング、パーリングしながら削っていければ、武尊のペースになっていくんじゃないかな、と思うんだよね」
(写真)魔裟斗はYouTubeでコラボした朝倉未来にK-1ルールへの挑戦を勧め、朝倉も「K-1王者とやってみたい」と答えた(C)魔裟斗チャンネル しかし、那須川が9月に行った鈴木真彦戦を見て「(4月以降に)ボクシングに転向する予定だったじゃないですか。それもあって戦い方が、ちょっと長丁場の戦い方になってきているなって思ったの。だから天心も、そっちの長いのには慣れてきているから逆にこっちに有利だよって思うかしれないね」と、那須川がボクシングのラウンド数を想定して戦い方を変えてきているため、長いラウンドも苦にしないかもしれない、ともした。
最後にずばり勝敗予想を聞かれた魔裟斗だが、「本当に難しい。どっちが勝つんだろうね、それが分からないから世紀の一戦なんだろうね」と予想するのは難しいと答えた。
また、それとは別にアンダーカードについて「それこそ言ってたじゃない、未来君。K-1ルールで一戦やってみたいなって言ってたじゃない。そういうのもあるかもよ。海君とかね。そういうのあるんじゃない。山崎秀晃vs朝倉未来、面白いね、これ」と、朝倉未来がK-1ルールに挑む一戦があれば面白いと話した。