久保優太、野杁正明、アンディ・サワーとの対戦を口にした海人
2021年12月26日(日)東京・後楽園ホールにて『SHOOT BOXING 2021 Champion Carnival』が開催され、メインイベントでジョー・FELLOWGYM(タイ)を2RでKOし、2021年を全勝で終えた海人(TEAM F.O.D)。
試合後インタビューに答え、「正直1Rで終わらせるつもりでしたが、パンチはまだ準備段階だったので。70kgでやっていくのに対してパンチの威力をアジャストするためにやり続けていた成果がちょっとだけ出ました。カーフキックは誰でも当たれば効くのでそこは特にないですが、パンチは意識していたので効かせられたのと、ボディも今年ずっと練習していたのでそれがちょっとだけ発揮できました」と、パンチの練習成果に手応えを感じたと振り返った。
2021年については「悔しいのひとこと。満足が一つもできていません。言い続けている世界とやりたい、行きたい。それが実現できなかったのもそうですし、2月の日菜太戦は満足している一戦ですが、その他は今日含めて自分が思えるような納得いく試合がなかったので来年はやっていきたいですね。もちろん(外国人選手に)日本に来てもらうのがやりやすいですが、自分から海外に行って出せてもらって世界と渡り歩い、てしっかり勝って世界一になれるように過ごしていきたいと思います」と、今年は実現させることが出来なかった世界との戦いを来年こそは実現させたいとした。
事前のインタビューで話していた久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)との対戦希望については、「全然変わらないです。久保選手とはずっとやりたかったので、久保選手とやらせてもらえるならやりたいです。久保選手はMMAをやっているので複雑なのかもしれないですけれど、来年でもやりたいです」と、対戦を実現させたいとする。
オープンフィンガーグローブ着用のキックボクシングルールでもいいという海人だが、久保がMMAファイターになったことで投げ・立ち関節技ありのシュートボクシングルールにも十分対応できそうだ。
さらに、2022年6月の那須川天心(TARGET/Cygames)vs武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が行われるメガイベントにも参戦を希望。
「70kgか67.5kgであれば野杁さんとやりたいです。野杁さんと渡り合えるのは僕しかいてないと思うのし、勝てるのも僕しかいないので。もし出来るのであればやりたいですね
本物の日本一と証明するのにはあと野杁さんが一人おるかな。それが出来てから世界へ行ければと思います。もちろんそれが出来なくても世界でやっていこうと思います」と、現K-1 WORLD GPウェルター級王者・野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)との対戦を熱望した。
海人はシュートボクシングのS-cup2018世界王者、KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級王者であると共に、RIZINとRISEにも複数回出場して負けなしといずれの団体からの代表としても出場できる立場にいる。
これに野杁が反応し、自身のSMSにて「面白いじゃん。こちらは何kgでもいいですよ」と投稿。海人も「自分も何kgでもいいんで、是非来年闘って下さい。よろしくお願いします」と返答し、野杁も「その時が来たら是非」と答えた。
また、海人は「アンディ・サワーとはやりたいです。あの人はシュートボクサーなので、SBの絶対王者と言われてて今もそう。そこを塗り替える、受け継いでいかないといけないと思うので、シュートボクサーとしてぜひやりたいと思います」と、引退を表明しているアンディ・サワーと最後にSBのリングで戦いたいともアピールした。
その時が来たら是非👊 https://t.co/bcjgGvDsPW
— 野杁正明 (@noirimasaaki_k1) December 27, 2021