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【KNOCK OUT】RIZINから凱旋の鈴木千裕、対戦相手はタップロンに決定、真価を問われる一戦に

2021/12/27 16:12
 2022年のシリーズ開幕戦となる1月22日(土)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT 2022 vol.1』に、出場が決まっていたKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)の対戦相手が決定した。  スーパーファイトのKNOCK OUT-BLACK -65.5kg契約3分3R延長1Rで、元WMAF世界スーパーライト級王者&元WMC世界フェザー級王者のタップロン・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム)と対戦する。  鈴木はMMAファイターとしてパンクラス・ネオブラッド・トーナメント2018フライ級(56.7kg)で優勝。5勝2敗の戦績を残して体重超過がきっかけでMMAを離れ、2019年8月の『REBELS』でキックボクシングデビューすると、圧倒的な破壊力を誇るパンチで3連続KO。2020年2月のトーナメント準決勝で西岡蓮太に初黒星を喫したが、その後も怒涛の4連続KOを果たしている。7月のKNOCK OUTで宮越慶二郎を1Rわずか43秒でマットに沈め、5連続KOを飾ると共に初代KNOCK OUT-BLACK スーパーライト級王座決定トーナメントを制して王者となった。戦績は10勝(8KO)1敗。  2021年9月には『RIZIN』でMMA復帰戦を行うが、昇侍に1Rわずか20秒でKO負けという屈辱を味わう。11月には『RIZIN TRIGGER 1st』で山本空良に判定勝利し、MMA復帰後初の勝利をあげている。  対するタップロンは日本で活躍するムエタイ選手。炸裂音が会場中に響く強烈な右ミドルキックとKO狙いの豪快なパンチを武器とする。シュートボクシングを主戦場として鈴木博昭に連勝、RISEでは“ブラックパンサー”ベイノアを初回KOして初黒星を付け、2019年の「岡山ZAIMAX MUAYTHAI 65kg賞金トーナメント」では水落洋祐、マサ佐藤、小川翔と国内トップクラスの選手を撃破して優勝。7月の「大和ジム50周年記念大会』では、メインイベントで大和哲也とヒジありルールで対戦し、1R2分32秒、ヒジ打ちのカットによるTKO勝ちを収めている。9月にはRISEで原口健飛からヒザ蹴りでダウンを奪うも逆転KO負けを喫した。KNOCK OUTには2020年2月の鈴木真治戦以来、3度めの参戦となる。  国内の実力者たちから勝利を収め、苦戦させてきた38歳のムエタイ強豪タップロンとの戦いは、鈴木の真価を問われる一戦となるだろう。
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