2021年12月26日(日)東京・後楽園ホールにて開催されたシュートボクシング協会『SHOOT BOXING 2021 Champion Carnival』。
同大会のライブ配信で解説を務めていたシュートボクシング女子世界フライ級王者で、RIZIN女子MMAでも活躍するRENA(SHOOTBOXING/シーザージム)がリングに上がり、「先月試合したばかりですけれど、年末も試合させていただくことになりました。SBおよびこのリングで培ってきた打撃でKOします。最近SBに上がれてないので今日はリングに上がれて嬉しいです。これからもSBと私を応援していただけたら嬉しいです。フジテレビでも放送されますのでよろしくお願いします」と、12月31日(金)さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents RIZIN.33』への出陣をSBのファンへ告知し、KO勝ちを宣言した。
続いてRENAは「そして私事というか、SBをずっと支えてくれた人に感謝を伝えたいのでお時間をいただいてもいいですか。ラウンドガールとしてずっとSBを支えてくれた、芽生ちゃんに感謝を伝えたいです」と、今大会でSBラウンドガール「SHOOT GIRLS」を卒業する安達芽生をリングに呼んだ。
サプライズにビックリした様子の安達にRENAは「私が試合している時も、いつも笑顔でいてくれて応援してくれて大好きです」と、感謝の気持ちを伝えた。
安達は眼に涙を浮かべ「そんなことを言ってくださるなんてありがとうございます。もし喋る機会があったらと思って考えていたんですけれど(笑)。私は10年間ラウンドガールをさせていただいたんですけれども、この衣装も本当に大好きで、着たくない人もいると思いますが、私は大好きで脱ぎたくないくらいで着て帰りたいと思っているくらいです(笑)。この10年という歳月は私にとっても人生の一部っていうくらい大事な時間でした。SBガールズとしてお仕事できたことを誇りに思っています。そのお仕事を支えてくだった皆さんに感謝を申し上げたいと思います。10年間ありがとうございました」と挨拶。RENAからはプレゼントが贈られた。
ラウンドガールをひとつの団体で10年間務めあげたというのは過去に例がなく、おそらく安達が史上初。それだけの人気を博し、選手からの信頼も厚かったのだろう。「SHOOT GIRLS」のコスチュームは格闘技界で最もセクシーだとして知られており、この日も「SHOOT GIRLS」を目当てに会場へ足を運ぶファンが多くいたほど人気がある。安達はその「SHOOT GIRLS」のリーダーを務め、10年にわたって誤魔化しのきかない衣装でプロポーションと美貌を保ったのだから、まさにラウンドガールのプロ中のプロ。
(写真)MISAKI(右)と安達。MISAKIは「SHOOT GIRLS」たちからも人気者「SHOOT GIRLS」からの人気が高く仲もいい、この日の大会でSB日本女子アトム級初代王者となったMISAKI(TEAM FOREST)は「大好きなシュートガールズのみんな。このコスチュームだけ見て、えっろ! すっご! って声が聞こえるけど、この、全くごまかしのきかないコスチュームを着るために大会の日に向けて減量と同じくらい大変な体型維持をしてリングに上がってくれてるシュートガールズは本当にすごい」と、選手だけでなくシュートガールズも努力しているんだぞ、と自身のSNSに綴ったことがある。
その努力を10年間続けてきた安達。最後はRENAとのツーショット、メインイベントではKO勝ちした現エースの海人とのツーショットに収まり、リングを降りた。