▼第9試合 ストロー級 5分3R
×田上こゆる(BLOWS)52.1kg
[判定1-2]
○マッチョ・ザ・バタフライ(総合格闘技道場コブラ会)52.2kg
片岡誠人 28-29(1R 9-10/2R 10-9/3R 9-10)
安芸佳孝 28-29(1R 9-10/2R 10-9/3R 9-10)
山本諭志 29-28(1R 10-9/2R 10-9/3R 9-10)
ストロー級で5勝1敗の19歳、関西ストロー級“期待の星”田上こゆる(BLOWS/修斗世界ストロー級7位)とベテランのマッチョ・ザ・バタフライ(総合格闘技道場コブラ会)が初対決。
田上は、アマチュアシュートボクシングで日本一となり、全日本アマチュア修斗選手権優勝。プロでも5連勝をマークしたが、2021年7月の大阪大会で20歳の安芸柊斗にジャブ&ローでコントロールされ、初黒星を喫したばかり。今回が再起戦となる。
対するマッチョ・ザ・バタフライは、2018年6月に安芸柊斗にKO負けも、2019年6月に石原慎之介にギロチンで一本勝ち。しかし、2020年11月に黒澤亮平に判定負けすると、2021年7月には沖縄で旭那拳にも判定負け(※旭那は11月に木内崇雅にも判定勝ち)で2連敗中。37歳ベテランの意地を見せられるか。
圧力をかけるマッチョにスタンドでサークリング、右カーフキック、左ロー、左フックを当てる田上。マッチョは1Rにダブルレッグでテイクダウンも立つ田上。
2R、ガード上に左ハイを突く田上。前に出て崩して尻を着かせると、マッチョはギロチン狙いでバタフライガード。田上は首を起こしスタンドに戻し、左を当てる。
最終回も左右ローをこつこつと突く田上。詰めて組もうとするマッチョだが突き放す田上。組みのマッチョに左右のアッパーを効かせる。マッチョは引き込み狙いも田上は離れる。追うマッチョはダブルレッグから両足を束ねに行くが、ここも立ち上がる田上。なおも組むマッチョはボディロックからテイクダウン。田上の立ち際に左足をかけてバックを奪い、後方に引き倒してリアネイキドチョークへ。足を二重にからめて首を狙うが、解いた田上が正対してゴング。
判定はスプリットに割れ、1、3Rの組みが評価されたマッチョが勝利。試合後「来年は東京で呼んでもらいたい! 3月or5月にランカーとやれれば最高かな!?」とSNSでアピールしている。