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【Krush】初防衛戦に臨むマハムード・サッタリ、2022年は「1日でも早くK-1のベルトを腰に巻きたい」

2021/12/16 13:12
【Krush】初防衛戦に臨むマハムード・サッタリ、2022年は「1日でも早くK-1のベルトを腰に巻きたい」

K-1・Krushの戦績が4戦4勝4KOとパーフェクトレコードを更新中のサッタリ(C)K-1

 2021年12月18日(土)東京・後楽園ホール『Krush.132』のダブルメインイベント第2試合Krushクルーザー級タイトルマッチ3分3R延長1Rで、ANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM/ALIVE)の挑戦を受けての初防衛戦を迎える王者マハムード・サッタリ(OTAジム)が公開練習を行った。


 今回がチャンピオンとしての初陣・初防衛戦になったものの「ベルトが懸かっていようがいなかろうが、いつもと同じ心境。今回の試合でも絶対に勝つと自分を鼓舞して練習に励んでいる。コンディションは凄くいいし、試合に向けての準備は順調にできているよ」とタイトルは意識せずに自分を磨いてきた。その言葉通り、公開練習のミット打ち・サンドバック打ちではクルーザー級らしい重厚感のあるパンチ・ミドルを繰り出し、ジム内に激しい音を轟かせた。

 これまでWSRフェアテックス・イラン所属だったサッタリは心機一転、現在はTEAM OTA(※Oにはアンダーバーが付く)で練習に励んでおり、更なる進化を遂げている。


「元々色んなジムで練習している中で、2カ月半前からTEAM OTAに移籍した。このチームにはMMA、ムエタイ、キック…様々な競技・団体のチャンピオンが集まっていて、彼らからも色んなことを学んでいる。チームが変わったことで練習内容・環境も変わったが、みんなプロフェッショナルなのでいい環境で練習ができている。今回防衛戦が決まり、試合に勝つためにチーム一丸になって練習して、自分では体力面・フィジカル面・技術面など徐々に変わってきていることを実感している」

 対戦相手のANIMALはMMAファイターとして活躍し、K-1ではRUIと愛鷹亮に勝って2戦2勝の成績を残している。サッタリは「相手のキャリアが10戦だろうが100戦だろうが、リングで自分の前に対峙する人間のことは倒すことしか考えていない」とKO宣言。


「基本的に私は相手の試合映像は見ないようにしていて、そこはコーチがしっかり相手のことを分析してくれている。その中で自分が何をすべきかを指示してくれるので、自分がやるべきことしか集中していない。相手が友達だろうが誰だろうが、リングに上がれば、自分の全てを出して相手に勝つことしか考えていない」と対戦相手に関係なく全力を出し切って勝つと誓った。

 ANIMALは今回のタイトルマッチに向けてアメリカで武者修行も行っているが「どこで誰と練習していようとリング上で自分と戦うのは一人。それは相手も同じことで、私もリングで戦うために今のチームで厳しいトレーニングを積んでいる。その成果を全てを出すことしか考えていない」と気にする様子はない。

 12月のKrush後楽園大会はK-1 JAPAN GROUPとして2021年の最終興行であり、サッタリの防衛戦は大会を締める最終試合に組まれている。サッタリは「その役目を担うことは凄く光栄なこと。この試合は自分にとって次の試合に進むための経験のひとつ。もう次の試合のことを視野に入れて考えている」と2022年の野望を胸に秘めている。

 その野望はシナ・カリミアンが保持するK-1クルーザー級のベルトを巻くことだ。「私はK-1のベルトを獲るために今まで厳しい練習をやってきた。1日でも早くK-1のベルトを腰に巻きたいので、早くK-1のベルト挑戦させてほしい」と、サッタリは初防衛を果たして2022年のK-1王座挑戦を目指す。

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