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【RISE】「逃げないで俺とやろうぜ」秀樹の再戦要求に白鳥大珠「来年やりましょう」、伊藤隆代表も「白黒を来年早々につけたい」

2021/12/13 21:12
【RISE】「逃げないで俺とやろうぜ」秀樹の再戦要求に白鳥大珠「来年やりましょう」、伊藤隆代表も「白黒を来年早々につけたい」

2019年2月に第5代RISEライト級王座決定戦で対戦した秀樹(左)と白鳥。ドクターストップによるスッキリしない結末となっていた

 2021年12月12日(日)東京・後楽園ホールで開催された『RISE 153』のセミファイナル、-63.3kg契約3分3R延長1Rでウザ強ヨシヤ(FIGHT CLUB 428)をバックハンドブローで豪快KOしたRISEライト級1位・秀樹(新宿レフティージム)。試合後にはマイクで「これで2連勝しているんですけれど先に進めず、いつになったら進めるのかなと思っています。白鳥君、逃げないで俺とやろうぜ。解説席にいるんだろ? RISEがここで決めてくれると思うので、来年は僕の年にしたいと思います」と、白鳥大珠に対戦を要求した。


(写真)秀樹がロー蹴り、白鳥が足を上げてブロックしたところ秀樹のスネが割れてしまった

 両者は2019年2月3日の『RISE 130』にて第5代RISEライト級(-63kg)王座決定戦で初対戦。3Rに秀樹が左ローを蹴り、白鳥がそれを右ヒザでブロックしたところ秀樹のスネが割れて出血。骨膜が露出している状態と判断されて試合続行不可能となり、ドクターストップによるTKOで3R1分41秒、白鳥のTKO勝ちとなった。


 白鳥はその場のマイクで「この結果に満足していません。皆さんも満足していないと思いますが、今日は僕の勝ちでいいですか? 初防衛戦は秀樹選手でお願いします。次は必ず倒して決着をつけます」と話したが、その後、白鳥は「RISE WORLD SERIES 2019」で優勝したことから王座を返上。両者の決着戦は実現しなかったという因縁がある。


 秀樹は試合後のインタビューで「僕は今回のナンバーシリーズでやってもいいタイミングなのかなって思っていて。(白鳥は)直樹君に負けて立場的にも僕しかいないだろうし、僕もランカーとほとんどやっているし実力差がありすぎるような状態なので。そう考えたら白鳥君しかいないなと思ったんですけれど、なんかSNSとかでSASUKEに出るとか言ったり(苦笑)。何で僕とやらないのかなっていう疑問は2年前からずっとあるので、『そろそろやれ』って怒りの感情はあります。やらないと彼も前へ進めないと思いますし、僕も進めないので、これは必然ですね。必ずやらないといけない、絶対条件だと思います」と、白鳥への対戦を迫った。


「出来るのならデカいところでやりたいですね。原口君に勝つところまでが僕の来年のストーリーなので。デカいところで各試合をやっていきたいなって思っています」と、秀樹は2022年4月2日に 東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される『Cygames presents RISE ELDORADO 2022 ~Tenshin Nasukawa Finalmatch~』での実現を希望した。

 大会終了後には白鳥がさっそく自身のSNSにて「秀樹選手、来年やりましょう」と投稿。秀樹の挑戦を受けることを表明した。これに秀樹も「再戦承認ありがとうございます。来年宜しくお願いします。来年は秀樹フィーバーするぜ!」と答えた。


 伊藤隆RISE代表も「これは僕自身はやるべきだと思います。白鳥もRIZINでは勝ちましたけれど、RISEでは直樹に負けてしまって今は止まっている状況なので。2年前の怪我での判定勝利もあったので、ここは白鳥も前へ一歩進むためにはしっかり決着をつけた方がいいと思うんですよね。そこで白鳥が勝てば戻って来るだろうし、秀樹が勝てば秀樹が強いってことになるだろうし。そこの白黒を来年早々につけたいですね」と、両者の決着戦にGOサイン。

 早ければ4月よりも前に実現する可能性が高まったが、「秀樹はアバラを痛めたというので、白鳥も怪我をしている状況でそろそろ練習を再開するのかな。双方が万全な状態で組みたいですね。前回もそのような結果だったので、そこを踏まえて考えたいですね」と、両者が万全の状態で戦えるようにしたいとした。

 また、2022年のRISEについては「年始に(記者会見を)やります。年内にできるようであれば、新たな大会も発表できると思います。会場はいま調整中です」と、新たなビッグマッチの予定もあるとしている。

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