2021年12月12日(日)東京・後楽園ホール『RISE 153』の前日計量&記者会見が、11日(土)都内にて14:00より行われた。
メインイベントのSuper Fight! スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1Rで対戦する、RISEライト級王者・直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)は64.95kg、元ムエタイ5冠王ジャルンチャイ・ライオンジム(タイ/LION GYM)は64.35kgでそれぞれ計量をパス。
元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者、元WBCムエタイ世界ライト級王者など5冠を獲得し、日本でも石井宏樹、小林聡を相手にその強さを見せつけた伝説のムエタイ戦士ジャルンチャイは「直樹選手は凄いね。ちょっと怖いね。RISEに初めて参加しました。試合は久しぶりです。とても緊張しています。頑張ります」と挨拶。
試合は4年ぶりだと言うが「久しぶりですが大丈夫です。頑張ります。楽しみだから」と言い、ムエタイルール以外で戦うのは「2回目かな? 初めてかも。キックボクシングは難しいですが、ちょっと分かります。明日は頑張ります」と日本語を交えながらニコニコとして答えた。
迎え撃つ直樹は「RISE王者の強さを見せ付けたいと思います。今年最後の試合でそのメインなので、来年世界と戦えるようにバチっと今年の最後を決めたい。それと、こういうニコニコしている人が一番怖いんですよ」と、今年を王者らしく締めくくって来年につなげたいと挨拶。
「明日はライト級のランカーの試合もあるし、セミでは1位の試合もあるけれど、ランカーと王者は違うんだなと見て分かってもらえる強さを見せつけたいですね」と、王者との差を見て欲しいとする。
ジャルンチャイと初めて顔を合わせた印象は「今はニコニコしていますが、リングに立った瞬間にファイターの目に変わるのでそれが怖いです。僕もそうですが。今はいい人オーラが溢れていますね。間違ってヒジ打ちをやらないように言っておいてください」と、明日のリング上では別人が待っているだろうとした。
そして「もちろんKOすることが一番です。KO出来なくても激しい試合がしたい。前回は守りに入った試合をして反省しているので、王者の誇りを持って、今年最後のメインに選んでよかったと思ってもらえるようにバチっと決めたいと思います」と、力強く宣言した。