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【RIZIN】悲願の大晦日参戦に関根“シュレック”秀樹、感激「ヘビー級の豪快さと寝技の繊細さが2人だったら出せる」シビサイ頌真「戦うのが夢でした」

2021/12/09 21:12
 2021年12月9日(木)、大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催される『Yogibo presents RIZIN.33』の追加カード発表会見が行われた。  120.0kg契約5分3Rで、シビサイ頌真(パラエストラ東京/巌流島)と関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)の対戦が決定。  シビサイ頌真は、MMA7勝2敗。ラオスと日本のハーフで柔道&柔術がバックボーン。190cm超えの恵まれた体格を武器に、2011年にKrushでキックボクシングプロデビューを果たすと、2012年からHEATに参戦し、DEEP、ZST、GRACHAN、巌流島と様々なリングで戦ってきた。RIZINには2018年7月から参戦し、初戦は敗れたものの、その後はキム・チャンヒ、セルゲイ・シュメトフ、そして6月にはスダリオ剛と連続一本勝ちを奪っている。  関根は、山梨学院柔道部出身。卒業後、静岡県警で機動隊や暴力団担当の刑事を務め、ボンサイブルテリアジムでブラジリアン柔術を習得。2009年にMMAデビュー後、7連勝で2016年12月に『ONE Championship』に参戦。世界ヘビー級王者ブランドン・ベラとの試合に向け、43歳にして警察官という安定した職を捨て、プロ格闘家に転向した。柔術、グラップリングでも実績を残しながら、プロレスのリングでも活躍。全日本、ハードヒット、リアルジャパンといったリングでも人気を博している。2020年2月にはRIZINのリングにも上がりロッキー・マルティネスにTKO負けを喫した。  会見で関根は「RIZIN大晦日。自分の場合は48歳ということで20代の頃からPRIDEを大晦日、男祭り、やれんのか!にファンとして毎年行ってました。とにかく夢だったので自分の出来ることを思い切り全部悔いなく出して、勝って叫びたいと思います」と、悲願であった大晦日出場に感激し、時折声を詰まらせながらコメントした。  シビサイは「今回、大晦日の試合が決まりまして本当に嬉しいですね。自分は大晦日に試合をするのは今回2回目なんですけれど、去年は怪我をしてしまったりで試合が出来ない時期もありましたけれども、今年の6月にスダリオ選手との試合で復帰しまして。大晦日に試合をさせていただけるということで非常に嬉しいです。関根選手は自分が格闘技を始めた10代の頃から知っている選手で、ヘビー級でやっていく中でいつかは戦う選手だと思っていました。僕も関根選手と戦うのが夢でした。よろしくお願いします」と挨拶。  互いの印象を聞かれると、関根は「シビサイ選手とは実を言うと、今は活動してないですけれどかつて巌流島というイベントがありまして。そこでヘビー級の望まれた対戦だったんですけれど、ついぞ実現せずに終わってしまったわけで。2人ともブラジリアン柔術をやっていまして、かなり自分から見てもシビサイ選手はグラウンドが上手いです。もちろん打撃の展開から始まりますけれど、ヘビー級の豪快さと寝技の繊細さが2人だったら出せると思います。その上で自分が上回って極めて一本勝ちしたいと思っています」と、意気込む。  シビサイも「巌流島で一緒に戦ってきた中で自分も関根選手のことを本当に尊敬していますし、大好きです。ただリングに立ったら仲よくするわけにはいかないので、そこはしっかりと僕が勝ちます。僕はどんな相手にも絶対に油断せずに最後まで競り勝つ気持ちで戦っていくので、どんな形というのは逆にイメージはせずに泥臭くても絶対に勝ちに行きたいと思っています」と、どんな形でも勝利をつかみにいくと語った。
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