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【RIZIN】3カ月連続参戦の萩原京平「大晦日は怪物狩り」、“怪物くん”鈴木博昭は「頭から喰ってやろうと思います」

2021/12/09 19:12
【RIZIN】3カ月連続参戦の萩原京平「大晦日は怪物狩り」、“怪物くん”鈴木博昭は「頭から喰ってやろうと思います」

望まれている試合を望み通りに体現するであろう萩原(左)と鈴木。ある意味、意気投合している2人だ

 2021年12月9日(木)、大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催される『Yogibo presents RIZIN.33』の追加カード発表会見が行われた。

 フェザー級(66.0kg)5分3Rで、萩原京平(SMOKERGYM)と鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)が決定。


 萩原は、アマチュア大会で20戦18勝。2020年8月のRIZINデビュー戦で白川陸斗にTKO勝利後、同年9月に芦田崇宏に一本負け。地元・大阪で開催されたRIZIN.25では内村洋次郎に22秒 KO勝ち。4大会連続参戦となった2020年大晦日ではMMAに転向した元K-1ファイターの平本蓮にTKO勝ちした。2021年10月の『RIZIN LANDMARK vol.1』では朝倉未来に判定負け。11月の『RIZIN TRIGGER 1st』では昇侍を2R1分19秒、サッカーキックでTKOして再起した。今回3カ月連続での試合に臨む。


“怪物くん”の異名を持つ鈴木は2008年5月にシュートボクシングでプロデビュー。2012年2月にSB日本ライト級王座を獲得し、2013年11月にはS-cup2013 65kg日本トーナメント優勝、2014年11月にはS-cup65kg世界トーナメント優勝を果たしてSBのエースとして君臨。近年はオープンフィンガーグローブでムエタイを戦うONE Championshipを主戦場としていたが、契約更新に伴い、次の舞台にMMAを選択。11月の『RIZIN TRIGGER 1st』で奥田啓介を相手にMMAデビューを果たし、1R1分42秒、ヒザ蹴りからのパウンドでTKO勝ちした。また、ボンサイ柔術勢の打撃コーチとしても知られる。


(写真)10月のデビュー戦では奥田をヒザ蹴りでダウンさせてのパウンドで仕留めた鈴木

 会見で鈴木は「今回、若手絶賛売り出し中の萩原選手と、この2戦目のグリーンボーイの試合を組んでくださってありがとうございます。こんなシビれる舞台で萩原選手とやり合えるので、頭から喰ってやろうと思います」とニヤリ。

 萩原も「2年連続大晦日に出場することが出来て嬉しく思っています。自分がやりたかった相手とは違う相手になったんですけれど、決まったからには思い切り盛り上げて、思い切りぶっ飛ばしてやろうと思っています。大晦日は怪物狩りして最高の年明けを迎えようと思っていますね。鈴木選手も元々キックボクサーということだったので、またキックボクサーにMMAの厳しさを教えてあげようと思っています」と、昨年大晦日の平本蓮戦に続いての立ち技格闘技出身者との戦いでMMAを教えてやると言い放った。


(写真)11月にキャリアで上回る昇侍をサッカーキックで撃破した萩原

 互いの印象を聞かれると、鈴木は「アスリートじゃないなって印象ですね。アスリートじゃなくてファイターっていう。戦う男なので。むしろそれを求めてこの舞台に来たので、願ったり叶ったりの選手だなと思います。なので後はそのファイターとやれるので、そして大晦日、判定じゃダメなのでKOじゃないとダメだと思っているのでそんな戦いになると思っています」と、五味隆典の名セリフ「大晦日に判定? 駄目だよ、KOじゃなきゃ!」を引用してのKO勝ち宣言。


 萩原も「強いストライカーやなっていうのと、さっきアスリートじゃないって言っていたけれど僕も鈴木選手にはそういう風に思っているので、アスリートじゃなくてファイター同士のファンが見たがっている面白い試合になると思うので。僕も判定決着で終わるつもりはないので、KOで必ず勝っていい年を迎えようと思っています」と、ファンが喜ぶ激闘でKO勝ちすると予告した。

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