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【RIZIN】朝倉未来の怪我の状況について榊原CEO「本当の所は分からない」、現王者・牛久とのタイトルマッチは「斎藤選手のダイレクトリマッチが正しい筋」

2021/12/09 15:12
 2021年12月9日(木)、大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催される『Yogibo presents RIZIN.33』の追加カード発表会見が行われ、フェザー級(-66.0kg)で朝倉未来(トライフォース赤坂)と斎藤裕(パラエストラ小岩)の再戦が決定した。  会見で朝倉は、11月20日の「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」で負傷した左膝の半月板の具合について聞かれると「怪我なんてありましたっけ?(笑)僕のことより斎藤選手の眉毛の傷が開かないか聞いてください」と、はぐらかすようなコメント。  会見終了後の囲み取材で、榊原信行RIZIN CEOは朝倉の怪我について「もちろん怪我を負っているのは間違いないですけれども、ああいう人なので試合をするという交渉の場においては、自分の怪我の詳細とか色々なことは言わないですね。結局、本当の所は分からないです。実際怪我をしていることは間違いないと思いますが、すでに斎藤選手との駆け引きも始まっているだろうし、それを負っていてもチャレンジしてみようと、大晦日を俺が盛り上げてやろうという。朝倉家の長男ですから、長男は責任感が強いですから(笑)。(RIZINの中でも)長男風吹かせてますよね」と明かし、試合に向けて朝倉はそのことを一切口にしていないようだ。  また、この試合の勝者が現RIZINフェザー級王者・牛久絢太郎(K-Clann)の次期挑戦者となるのか、と聞かれると「(この試合を)タイトル戦を絡めて見るのはどうかなと思っています。タイトル戦線の流れの中の一戦とするのではなくて、ここまでの斎藤裕と現王者とクレベル選手のことも含めて10月の横浜でああいう結果なので。試合の内容も含めてここはダイレクトリマッチで」と、斎藤vs朝倉の結果いかんに関わらず、次期挑戦者は前王者の斎藤にする意向であることを話した。 「牛久選手が12日のDEEPの試合(12月12日の東京竹芝・ニューピアホールで開催されるDEEPで神田コウヤを相手にDEEPフェザー級王座の防衛戦)でどういう形で…勝った負けたは別にいいんですけれど怪我の状況によるかもしれない。この大晦日、そして牛久選手のDEEPでの試合、それはそれぞれ一期一会でやるんですけれども、タイトル戦線としては斎藤選手のダイレクトリマッチが正しい筋。そこは斎藤選手にそういう機会を作ってあげるべき。それが前回のタイトル戦の状況だったし、試合内容だったかと思います」と、前回の斎藤と牛久のタイトルマッチが決まるまでの経緯と試合内容から、斎藤が次期挑戦者にふさわしいとしている。
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