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【BOM】初の55kg戦に挑んだ吉成名高を直撃、那須川天心戦は「考えていなかったが、強い選手とどう戦うかはいつも想定している」

2021/12/06 12:12
【BOM】初の55kg戦に挑んだ吉成名高を直撃、那須川天心戦は「考えていなかったが、強い選手とどう戦うかはいつも想定している」

初の55kgでの試合に挑戦した名高だが、階級が上の選手のパワーや打たれ強さを痛感させられたという

 2021年12月5日(日)東京・ニューピアホールで開催された『BOM WAVE07- Get Over The COVID-19<第2部>』のメインイベントで、元MAX MUAYTHAI 55kg王者クン・ナムイサン・ショウブカイ(タイ/尚武会)に判定3-0(50-46×2、50-47)で勝利した名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)が、試合後インタビューに答えた。


 今回、名高はフライ級(-50.80kg以下)からバンタム級(-53.52kg以下)で3分5Rのムエタイルールでの対戦相手を探していたが難航し、これまでで最も重いスーパーバンタム級(55.0kg)での試合になった。6月の『RIZIN』で52.0kg、9月の『BOM』でスーパーフライ級(-52.16kg)、10月の『RIZIN』で53.5kg契約と徐々に試合体重を上げていた名高だったが、今回は一気に約2kg上の試合体重。対戦相手が見つからないとはいえ、大きな挑戦となった。


 55kgでの初の試合を終えた名高は「今日もKOを狙っていたので倒せなくて悔しいです」と、開口一番、唇をかんだ。「やっぱり組んだ時にパワーを感じましたし、打たれ強さを痛感しました。今日やってみてのプラスはなかったですね。動きはいつも通りのコンディションだったから、それで倒せなかったのは初めての経験でショックと言うか…試合中に“何で倒せないんだろう?”という気持ちになりました」と、いつもならダウンさせているはずの感触があっても相手が倒れなかったことにショックを受けたという。


「序盤に削ってスタミナがなくなったところで、3Rか4Rで倒すのが目標でした。これが当たって倒れないのか、という攻撃はたくさんありました。ヒザは上手く当たらなかったですけれど」と階級の壁を感じたと言い、「正直55kgはまだ早いかなって思いました。自分の攻撃が当たれば倒れるって自信はあったんですが、実際にはそうはならなかったです」と、自分の認識が甘かったと振り返った。


「それでも勝たないといけないので、相手に1ポイントも取らせず勝ったのが唯一の良かったところですかね」と、勝てたという事実だけが良かった点とした名高。「RIZINの試合では狙っているのがKOなので、攻める意識が強くなりすぎていたかも。それでミドルキックを腕で受けてしまいました。これはムエタイではよくないことなので。僕が目指している完璧なファイトスタイルは、相手に一方的に当てて自分は一発ももらわないスタイルなので、また考え直さないと」と、オフェンスに偏りすぎていたところがあったとする。


 55kgにチャレンジしたが、結果的に反省点ばかりの試合に。実際、現在のベストウェイトはどの辺りなのかと聞かれると「僕の中では53kgも減量がキツくはないので、少しずつ53kgにアジャストしていきたいと思っています。53kgがキツくなってきたら次は55kgに上げようと思います」と、まだ53kgでも余裕があるという。


 大晦日のRIZIN出場は今年も狙っており、「左ヒジがズキズキするだけなので、すぐに練習を再開できると思います」と、出場に備えてすぐにでも練習したいと話した。那須川天心vs武尊が実現しなかった場合、那須川vs名高を望む声もファンや関係者から多く、そのことについて聞かれると名高は「そのことは考えていなかったです。年末はどうなるか分からない状況なんですけれど…今回は良くなかったですね」と55kgではまだ厳しいと感じている様子。

 ズバリ、那須川と55kgで戦うことも想定しているのかと聞かれると「強い選手とどう戦うかはいつも想定しているので、そこは意識します」と、意識はしていると答えた。

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