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【UFC】ペティスvs.堀口戦翌日のUFC、バンタム級でアルドがフォントに5R判定勝ち! ライト級フィジエフがリデルをTKO、マネル・ケイプが1R TKO勝ち

2021/12/05 10:12

▼フライ級 5分3R
〇マネル・ケイプ(ポルトガル)17勝6敗(UFC2勝2敗)125.5ポンド/56.93kg
[1R 4分02秒 TKO] ※右ストレート→左右ラッシュ

×ジャルガス・ジュマグロフ(カザフスタン)14勝6敗(UFC1勝3敗)125.5ポンド/56.93kg

 フライ級(5分3R)でマネル・ケイプ(ポルトガル)とジャルガス・ジュマグロフ(カザフスタン)が対戦する。

 ケイプは、元RIZINバンタム級王者。2017年の大晦日に堀口恭司に肩固めで一本負けしたケイプだが、2019年の大晦日に朝倉海を2R TKOに下し、RIZINのベルトを巻いている。

 朝倉戦後、フライ級に階級を落としてUFC参戦。2021年2月にアレッシャンドリ・パントージャに判定3-0負け、3月にはマテウス・ニコラウにスプリット判定で敗れるも、2021年8月にオデー・オズボーンに右跳びヒザ蹴りからのパウンドで1R KO勝ち。体重超過だったがオクタゴン初勝利を挙げている。

 現在、練習の拠点とするラスベガスのUFC APEXで戦うケイプは、今回の計量を125.5ポンド(56.93kg)でパスしている。

 対するジャルガス・ジュマグロフ(カザフスタン)もケイプと同じくUFC1勝2敗。「Fight Nights Global」で元UFCのアリ・バガウティノフにスプリット判定勝ちでオクタゴン入りを決めたジュマグロフは、2020年7月のオクタゴンデビュー戦でハウリアン・パイヴァに判定負け。2021年1月にはアミール・アルバジにも判定負けを喫したが、7月の前戦では、コンテンダーシリーズからUFC入りも3連敗中だったジェロム・リヴェラにスタンディングギロチンで一本勝ちしている。計量はケイプと同じ125.5ポンド(56.93kg)でパスした。

 ケイプはすでに次回契約の更改を済ませていることを発表しており、ジュマグロフ相手に連続フィニッシュ決着を見せることができるか。

 コールを中央で受けて両手を広げるケイプ。

 1R、ともにオーソドックス構え。いきなり跳びヒザを見せるケイプ。ジュマグロフも左ジャブから右オーバーハンドで前に。ケイプは右カーフキック。ジュマグロフは右をヒット! 顔をずらしているケイプはステップ。右ローを打つジュマグロフ。そのカーフキックを掴んで右を打ち込むケイプが逆にカーフキック。

 右アッパーを見せるケイプ。圧力をかけるジュマグロフ。サウスポー構えにスイッチするケイプ。オーソドックスに戻すとジュマグロフの大きな右をかわす。右カーフキックを当てるケイプ。ジャブに右はケイプ! ジュマグロフも前足に右カーフを打ち込む。

 右足を上げてから右ストレート、さらに右カーフキックにジュマグロフの足が流れる。さらに左を当て右でダウンを奪取! 足を手繰るジュマグロフを切り、立ち上がったジュマグロフを詰めて左右高速ラッシュ! 金網背にガードを固めていたジュマグロフだが、右ストレート、左フックにマットに沈んだ。

 試合後、ケージの中でダニエル・コーミエーからインタビューを受けたケイプは「しっかり準備してきた。誰になんと言われようと自信があった。俺はスターボーイだ。イージーワーク、イージーマネー。スーパーパワーでやってやった。みんな知ってるだろう、俺はニコラウに負けていない。来年にはチャンピオンになる。誰と戦いたいなんて言わない。俺と戦いたいやつが俺の名前を挙げればいい」と語った。

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