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【RIZIN】2022年ナンバーシリーズは世界的規模に戻して年7大会、LANDMARKは海外開催も視野に年5大会で次回は2月、TRIGGERは六角形ケージで年5~6大会

2021/11/29 12:11
 2021年11月28日(日)兵庫・神戸ワールド記念ホールにて、RIZIN初のケージ大会『RIZIN TRIGGER 1st』が開催され、大会後、榊原信行CEOが総括。2022年の予定についても話した。  まず「グランプリやタイトルを巡る戦いがナンバーシリーズと位置づけさせていただいて、これは今年開催させていただいた7大会くらい来年も開催して基本は大会場で開催していくことを考えています」と、通常のナンバーシリーズは7大会を予定しているという。 「大晦日は複数名の外国人選手の入国に向けた準備を進めていますので、このままコロナが収まって行くことを前提に、外国勢の選手たちの入国が来年はストレスなく出来るとするとコロナ前の状態に戻せるといいなと。半分とは言わないまでも圧倒的に外国勢が増えてきます。グランプリもジャパンGPという形ではなくワールドGPということで世界の各プロモーションの代表選手たちにRIZINへの出場を果たしていただいて、プロモーション対抗戦的な、世界的規模なものに戻したいと思っています」と、ナンバーシリーズはワールドワイドなスケールの大きな大会に戻していきたいとする。 「2つめが配信を中心とした10月にやらせていただいたLANDMARK。こちらも今着々と第2回の準備を進めておりまして、これも2022年に関して言うと年間5大会くらい開催出来たらいいなということを考えています」と、第2のシリーズであるLANDMARKは年間5大会を予定。また、リングでやる場合とケージでやる場合があるとも発表し、国外での開催も考えている。  そして今回初開催した3つめのシリーズであるTRIGGERは「コロナ禍の中で日本人選手たちが本当に奮起してくれて、外国人の来日がなくなってRIZINとしての熱が消えるんじゃないかなってところをピンチをチャンスに変えて日本人選手たちの孤軍奮闘のおかげがあって今のRIZINの熱があるんですが、(外国人選手の入国が可能になれば)日本人選手たちの出場の機会は圧倒的に減ると。そういうところも含めてこのTRIGGERというシリーズが再生と回帰、育成と普及、そして地域活性。この3つを理念に掲げて日本人選手たちがここまで躍動してくれたRIZINのコロナ禍での戦いを継続していくような形で、こちらも5大会から6大会くらい2022年で開催できたらいいかなと」と、日本人選手たちの戦いを中心として年間5~6大会を予定しているとした。  TRIGGERに関しては、今回の神戸ワールド記念ホールは「フルで9000人弱入るので本来は大きすぎる」と言い(入場者数制限があったため観衆は4025人)「大規模会場でやるナンバーシリーズが行かない場所で、4000~5000人をイメージしています。全国各地にTRIGGERとして出ていきたいとそう思っています」と、日本全国各地で開催していきたいとする。  なお、今回は八角形のケージを使用したが「実は今日のケージはRIZINのオリジナルのケージではないです。DEEPの佐伯代表に貸していただいてこの大会に何とか間に合わせた臨時のケージです。いま製造中でして。製造するための部品の調達にとっても時間がかかってオリジナルのケージが間に合わなかった状況です。ですから次の大会がお披露目になるかなと思っています。次の大会は日にちも決まっていて2月に地方都市での開催が決定しています。そこにはRIZINオリジナルのケージを六角形になりますけれども間に合わせようと思っています」と、次回は2月を予定し、六角形のオリジナルケージを使用するという。  このケージに関して榊原CEOは「今日の大会だけ見ると僕個人はリングがいいんですよ。リングは捨てないんですけれど、ケージの方が見やすいかなと(苦笑)。映像的なことを言うと。選手も戦いやすそうかなと思いましたけれど、ここは見る側、戦う選手の人たちで議論が別れるところかと思いますが、ナンバーシリーズは引き続きリングでやります。TRIGGERはケージ(LANDMARKはケースバイケースでリングとケージを併用)」と住み分けをしたいと語った。
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