昇侍との激闘を振り返った萩原。大晦日でのドミネーター戦は実現するのか
2021年11月28日(日)、神戸ワールド記念ホールにて、RIZIN初のケージ大会『RIZIN TRIGGER 1st』が開催された。
メインイベント(第14試合)では、萩原京平(SMOKERGYM)が昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)を2R1分19秒、サッカーキックでTKOに仕留めて勝利。10月の『RIZIN LANDMARK vol.1』で朝倉未来に敗れた試合からの再起を果たし、試合後には改めて朝倉へのリベンジを宣言した。
以下、試合後の記者との一問一答。
試合前にものもらいになって逆に“持っている”と思った(笑)
「嬉しいですね。メインでメインらしい試合が出来たかなと思ったのと、1R目が終わった時にお客さんが凄い盛り上がっとったのが分かったので自分もテンション上がりましたね」
――試合を終えての昇侍選手の印象は?
「思っていた通り男らしい、本当に気持ちいい打ち合いが出来たので、男の真っ向勝負が出来たと思っているので印象通りいい選手でしたね」
――今後の目標は?
「まずマイクでも言った通り大晦日試合に出たいと思っているので大晦日に出て、年明けも怪我が無かったら出て、とりあえずは朝倉未来選手にリベンジしてベルトを獲りたいと思っていますね」
――途中、昇侍選手が朝倉未来選手と同じニータップのテイクダウンをやってきたことは?
「まずテイクダウンを取られた時に正直焦ってしまったというか、組み付いてしまったところで(セコンドの)岩崎(正寛)さんの指示があって冷静に動けたので、正直今回の試合に関しては岩崎さんの指示がなかったらどうなっていたのか分からなかったところですね。本当にありがたかったですね」
――最後に打ち合いで競り勝てたのは自分が練習してきたものが出せた?
「そうです。一応、練習通りに出せたし、打撃では(松山)誠(=SMOKER GYM代表)君の指示が的確に飛んで来ていて聞こえていたのでその指示通り、練習通りに動けた感じですね」
――最後の左、打ち下ろしの右は自分の距離とタイミングで出せた?
「はい。右のカウンターは常に狙いながらプレッシャーをかけていくスタイルでやっていて、始めの方はちょっとタイミングが読めていなかったんですけれど、後半にかけて昇侍選手の出入りの癖だったり、出入りのタイミングが読めてきたので、2Rここで右クロス=カウンターが合わせられると思って出したところが上手くハマった感じですね」
「あれは正直、練習では出来ないので本能的にじゃないですけれど、身体が勝手に動きましたね」
――試合後は堀江選手の名前も出していたが、怪我がなければやりたいと思っていた?
「そうですね。やっぱり堀江選手は強いストライカーやし、UFC帰りって肩書きもあるので、試合したかったですね。でも怪我しているみたいなので、楽しみはもうちょっと先に置いておこうかなと思います。それで狙いをサラリーマン(弥益ドミネーター聡志)に変えました」
「元々、朝倉戦以前からドミネーター選手とやりたかったので、振り出しにじゃないですけれどそこに戻ってまた積み重ねていってやろうかなという意味で。ドミネーター選手が前からやりたいと言っていたので、指名させてもらいました」
――そのものもらいはいつくらいから?
「ものもらいは試合の5日前くらいにもらって。試合が近付くにつれてだんだん酷くなっていった(笑)。僕は今までものもらいとかもらったことなかったので、これは逆にこのタイミングでもらうのは何かあるなと。逆に持っているなと思いましたね(笑)」
「ちょっと瞼が落ちてきとったんで悪かったんですけれど、そんなことは気にしてなかったですね、あまり」
――地元の大会でメインを締められたことは?
「最高ですね。その一言に尽きます」