12連勝を飾っている竿本。RIZINフライ級戦線の主役有力候補だ(C)RIZIN FF
2021年11月28日(日)兵庫・神戸ワールド記念ホール『RIZIN TRIGGER 1st』の出場選手オンライン個別インタビューが26日(金)に行われた。
第9試合の57.0kg契約5分3Rで、初代GRANDフライ級王者&第2代GRACHANフライ級王者の松場貴志(パラエストラ加古川)と対戦する竿本樹生(BRAVE)は、ZSTフライ級王者。
宮田和幸が主宰するBRAVE GYM所属。2018年5月に加マーク納に判定勝ちを収め、第4代ZSTフライ級王者に戴冠。同年10月に前王者の伊藤盛一郎を2R判定で撃破すると、19年5月には佐々木亮太を下す。同年12月にDEEPに初参戦し、ハシャーンフヒトから判定勝利を上げた。20年1月には清水俊裕にも判定勝利し、10連勝をマーク。20年8月のRIZIN.23でRIZINデビューし、中村優作を左オーバーハンドで沈め、鮮烈なRIZIN初勝利を飾ると、11月のRIZIN.25では北方大地を判定3-0で降して連勝。今回はそれ以来の試合となる。
全局面で負ける相手じゃない
「久々の試合がやっと来たなって感じです」
――コンデイションは?
「バッチリです」
――RIZINでは2連勝で1年ぶりの参戦。前回からの進化は?
「ボクシングスキルと、キックボクシングだったりボクシングだったり他のMMAの選手のいいなと思った動きを自分に取り入れて、新しい動きを色々試して使えるテクニックやステップを全部自分のものにしてきたので、全体的に寝技も打撃もレベルアップしたと思います」
「ケージの経験はDEEPに何回か出たことがあって4回くらい経験しているので全然問題なく」
――ケージとリングではどちらの方が相性がいい?
「うーん、あまり変わらないですね」
――対戦相手の印象は?
「トリッキーな動きをしている選手で弱くはない選手だなって感じですね。全然弱くはない選手、ただ強くもない選手って感じですね」
――どういう試合展開を予想する?
「相手は僕をテイクダウンして漬けてくると思うんですけれど、それをさせないように自分のやりたいことをやろうと思って。今回、作戦という作戦は今のところないので、自分の身体が反応した時に今までやってきたことをパッと出せたらいいなと思っています」
「打撃ですね」
――打撃は出稽古をしている?
「そうですね。トライフォースの方へ行かせていただいたり、K-1ジム川口の方へ行かせてもらいました」
――フライ級戦線がとても賑やかになっているが、フライ級GPがもし行われるなら?
「僕自身としてはトーナメントは嫌ですね。正直言うと。いきなりタイトルマッチがいいなって思うので。トーナメントってなるとタイトルマッチまでに何試合か挟まないといけないので、だったら即行タイトルマッチやりたいですね」
「今はいないですね」
――気になるフライ級ファイターは?
「いや、僕以外みんな一緒だと思うのでいないですね」
――その中でも一番強い?
「その自信はあります」
――松場選手にどこが上回っている?
「全部ですね。全局面で負ける相手じゃないと思います」