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【K-1】高梨knuckle美穂、打ち合いは望むところ「自分がダウンするのもどんな感じになるんだろうって楽しみ」

2021/11/24 14:11
【K-1】高梨knuckle美穂、打ち合いは望むところ「自分がダウンするのもどんな感じになるんだろうって楽しみ」

8戦無敗と驀進中の高梨。空手出身の新鋭との打ち合いに臨む(C)K-1

 2021年12月4日(土)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN』にて、スーパーファイトのK-1女子ミニマム級3分3R延長1Rで、美伶(WARRIOR OSAKA)と対戦する高梨knuckle美穂(Y'ZD GYM)が公開練習を行った。

 得意のパンチだけでなく蹴りを織り交ぜたミット打ちを披露し、好調さをアピールした高梨。前回の試合は7月のK-1福岡大会でのMARI戦だったが、これは3月『K’FESTA.4 Day.2』日本武道館大会での再戦だった。日本武道館大会では延長にまでもつれ込み高梨が勝利したものの、両者とも納得が行かずに決着戦として同じカードを戦った。


 この試合も判定で勝った高梨だったが、「3R行きたかったところで右のストレートを警戒しすぎて行けなかったのが一番の反省点ですね。2Rの終盤に倒せそうで、でも倒せなくて。相手が嫌がってるのは分かってるのに3R行けなかったのは自分に甘いところがあったなと思います」と、出てくるのは反省の言葉。

 強気で鳴らす高梨も「倒されたらどうしようという不安があったので、勝ちにこだわっちゃったのかなと思います。同じ相手に負けてしまったらっていう部分があったんで、ちょっと引いちゃった部分がありましたね」と、不安を抱えての戦いだったという。

 しかし「私のパンチが入ってた時に凄く嫌な顔をしてたんで、やっぱり入れば相手に効くと思いますし、倒せると思うんで、今回の大阪大会は絶対に倒したいなって思いますね」と、気持ちを入れ替えて美伶との試合に臨む。


 美伶は2019年にデビューし、まだプロ2戦目の新鋭だ。デビュー時は53kg契約での試合だったが、前回のケイト・ウィラサクレック戦からミニマム級に転向。高梨と同じ階級に来たことで「上がってくるなって思ってた選手なんで、『ここで来たか』って思いました」と、いずれ対戦する予感がしていたという。その美伶について、「身長は低いですけど、ガタイは凄くいいなって思いましたね」と印象を語った高梨。美伶はKOこそないものの、ケイト戦も2ダウンを獲って勝利しており、パンチ力が目立つ選手だ。

 高梨もリングネームに“knuckle”と付くように、破壊力のあるパンチがセールスポイント。美伶には会見で「打ち合いたい」と言われていたが、それは高梨も「私も思いっきり打ち合えるようにしたいと思いますし、私のほうがスピードは速いかなって思いますね」と、望むところといった様子だ。


「今までパンチが強いと思う相手に会ったことがないんですよ。パヤーフォン選手のように蹴りが強い選手はいましたけど、パンチでそういう選手に会ったことがないんで楽しみですね。自分がダウンするのもどんな感じになるんだろうって楽しみです」と、新鋭とのパンチの打ち合いに舌舐めずりしている。

 不安が大きかった前回のMARI戦に比べ、今回の美伶との試合には「ワクワクしかないです。凄く楽しみです」と精神的にも前向き。タイ人トレーナーが変わってから、「パンチ中心に教えてくれるんで、よりK-1スタイルになったかなって思いますね」と、よりK-1ルールに適した指導を受けるようになったこともプラス材料のようだ。

「やっぱり剛腕を全面に出せるようにパンチでKOしたいですね」と、代名詞の“knuckle”で美伶を粉砕し、改めてK-1女子戦線の中での存在感をアピールしたいところだ。

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