大晦日の『RIZIN』で、バンタム級ジャパントーナメントの決勝ラウンドに臨む朝倉海(トライフォース赤坂)が、11月20日(土)にABEMA PPV ONLINE LIVEにて放映された『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』について語った。
海は自身のYouTubeチャンネル『ほのぼのかいちゃんねる』にて、「盛り上がったんじゃない。賛否両論は絶対にあるよね。それはやる前から分かっていたよ。間違いなく荒れるとは思ったし。やる前から怪我しなで欲しいなとずっと言っていたじゃない、挑戦者の方たちが。それだけがめちゃめちゃ心配だったから」と、何より挑戦者たちが心配だったという。
兄の未来の戦いぶりを見て「俺から言わせてもらえれば、めちゃめちゃ手加減していたなって思うよ。全然力を抜いてたよって。最後のキックの現役チャンピオンの時はガチでやっていたけれど、他の2人の時はめちゃめちゃ手加減しているなって印象でした。致命的な怪我を負わないようには考えてやっているなっていうのは」分かったという。
当然のように、『次は朝倉海にもやって欲しい』との声があり、「めちゃめちゃ言われますね、俺も(笑)。視聴者さんから次はやってくださいってめっちゃ言われるんだけれど、ひとつ言わせてもらうと僕の方が危ないです(笑)。兄貴の試合を見てもレフェリーが止めに入る前に止めたりしているじゃん。コントロール出来ているよね。俺の方がレフェリーが止めに入らないと止まらないくらい危ないから、俺は絶対にやらないですね。怪我させちゃう可能性があるから」と、アツくなってしまうので自分がやると怪我をさせてしまう可能性があるとした。
「だから、YouTubeの企画でも素人相手にスパーリングとかって企画はあまりやっていないでしょう」と、自分には向いていないと話した。
今回の企画については「いい方向で格闘技を知ってもらえればそれは成功だと思う」と、未来同様に真似をすることや喧嘩がカッコいいと思われることは企画の趣旨とは違うとする。
そして「何より挑戦者の方々が凄いなと思いましたね。現役チャンピオンを打撃で倒す兄貴も凄いなと思いましたけれどね(笑)。あとあの2人も相当怖いじゃん。あの気持ちの強さ、覚悟を決めてやったと思う。その2人を称えたいと思う」と挑戦者たちの勇気を称えた。